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USE_SHARED_SOCKETパラメータについて

パラメータUSE_SHARED_SOCKETtrueに設定すると、共有ソケットの使用が可能になります。

このパラメータがtrueに設定されている場合、ネットワーク・リスナーにより、クライアント接続のソケット記述子がデータベース・スレッドに渡されます。その結果、クライアントはデータベース・スレッドへの新しい接続を確立しないため、データベース接続時間が改善されます。また、すべてのデータベース接続が、ネットワーク・リスナーにより使用されるポート番号を共有するため、サード・パーティのプロキシ・サーバーを設定している場合に役立ちます。

このパラメータは、TCP/IP環境の専用サーバー・モードでのみ機能します。このパラメータが設定されている場合、Oracle Databaseリスナーを使用して、Oracle Databaseを起動することはできません。リスナーとは異なるOracleホームと関連付けられているOracle Databaseのインスタンスの専用サーバーを起動し、共有ソケットを使用できるようにするには、両方のOracleホームでパラメータUSE_SHARED_SOCKETを設定する必要があります。