ORACLE_PRRITY
Oracle Database管理システム・プロセス内での、スレッドのWindowsスケジューリングの優先順位を指定します。
形式は次のとおりです。
name1:priority1;name2:priority2 . . .
nameクラスには、Oracle Databaseプロセスのpriorityクラスを設定します。スレッドの優先度は、一括で割り当てることも個別に割り当てることもできます。一括指定の名前userを使用すると、バックグラウンドでないスレッド(シャドウ・スレッド)が指定されます。また、一括指定の名前defを使用すると、具体的な処理内容が決まっていない任意のスレッド・タイプが指定されます。有効なバックグラウンド・スレッドの名前にはそれぞれ、DBW0、LGWR、PMON、SMON、ARCH0、RECO、CKPT、TRWR、SNP0からSNP9、およびv$bgprocessデータ・ディクショナリ・ビューのNAME列にあるその他の名前が付きます。
デフォルト値は、class:normal; def:normalです。
注意:
ORACLE_PRIORITYは、レジストリに自動的には作成されません。レジストリで定義されていない場合は、Windowsのデフォルト値がスレッドの優先順位として使用されます。