HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_HOMENAMEについて
コンピュータの新規OracleホームにOracle製品をインストールするたびに、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_
HOMENAME
が作成されます。
このサブキーにはほとんどのOracle製品に対するパラメータ値が含まれます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_
HOMENAME
には、Oracleホーム・ディレクトリの次のパラメータが含まれます。インストールした製品によって、追加パラメータが作成されることもあります。Windowsの開発マニュアルを参照してください。
- MSHELP_TOOLS
Windowsのヘルプ・ファイルの場所を指定します。 - NLS_LANGとその他のグローバリゼーション・パラメータ
サポートされる言語、地域およびキャラクタ・セットを指定します。 - ORA_CWD
現在の作業ディレクトリを指定します。 - ORA_SID_AUTOSTART
OracleService
SID
サービスの開始時に、Oracle Databaseを起動します。 - ORA_SID_PFILE
初期化パラメータ・ファイルへのフルパスを指定します。 - ORA_SID_SHUTDOWN
デフォルト値のtrue
に設定した場合、このパラメータは、コントロール パネルまたはNet stopコマンドを使用してOracleService
SID
を手動で停止したときに、SID
で指定されているOracle Databaseのインスタンスを停止します。 - ORA_SID_SHUTDOWN_TIMEOUT
特定のSID
のサービスが停止するまで、停止の完了を待機する最長時間(秒)を設定します。 - ORA_SID_SHUTDOWNTYPE
OracleService
SID
を停止する際にOracle Databaseを停止するモードを指定します。 - ORA_TZFILE
タイムゾーン・ファイルの場所を指定します。 - ORACLE_AFFINITY
64 CPUを超えるシステムの複数のプロセッサ・グループでクラス・スレッドのスケジューリングを有効化します。 - ORACLE_BASE
ORACLE_HOME
、admin
およびoradata
を含む最上位のOracleディレクトリ(C:\app\username\product\12.2.0
など)を指定します。 - ORACLE_GROUP_NAME
インストール済Oracle製品のアイコンを含むグループの名前を指定します。 - ORACLE_HOME
Oracle製品がインストールされるOracleホーム・ディレクトリを指定します。 - ORACLE_HOME_KEY
OracleパラメータのHKEY_LOCAL_MACHINE
の場所。 - ORACLE_HOME_USER
Oracleホーム・ユーザーの値を保持する文字列タイプのエントリ。 - ORACLE_HOMENAME
Oracle製品がインストールされるOracleホーム・ディレクトリのホーム名を指定します。 - ORACLE_PRRITY
Oracle Database管理システム・プロセス内での、スレッドのWindowsスケジューリングの優先順位を指定します。 - ORACLE_SID
ホスト・コンピュータ上のOracle Databaseインスタンスの名前を指定します。 - OSAUTH_PREFIX_DOMAIN
ユーザー認証を有効にします。 - RDBMS_ARCHIVE
バックアップ・データベース・ファイルの場所を指定します。 - RDBMS_CONTROL
バックアップ・データベース制御ファイルの場所を指定します。 - SQLPATH
SQLスクリプトの場所を指定します。
関連項目:
複数のOracleホームを操作する場合のPATH変数およびレジストリ値の詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド for Microsoft Windows』の付録B「Optimal Flexible Architecture」を参照してください。
親トピック: レジストリ・パラメータの概要