外部ロールの手動による作成の概要
WindowsでOracle Databaseロール(外部ロールとも呼ばれます)をユーザーに直接付与する方法を説明します。
Windowsを使用してユーザーを認証する場合、Windowsローカル・グループによりこれらのユーザーに外部ロールを付与できます。
ユーザーが接続すると、これらのロールに対するすべての権限がアクティブになります。外部ロールを使用する場合、すべてのロールはオペレーティング・システムを介して付与および管理されます。外部ロールとOracle Databaseロールの両方を同時に使用することはできません。
次に例を示します。外部ロールを使用できるように設定し、ドメイン・ユーザー名sales\jones
(sales
はドメイン名、jones
はドメイン・ユーザー名)でWindowsドメインにログオンします。次に、Oracle DatabaseにOracle Databaseユーザーsmith
として接続します。この場合に付与されるロールは、sales\jones
に付与されるロールであり、smithに付与されるロールではありません
。
外部ロールを手動で作成する手順には次の2つがあり、認証タスクが実行されるコンピュータにより異なります。
- Oracle Databaseサーバーでの外部ロール認証タスクの実行
Oracle Databaseサーバーで外部ロール認証タスクを実行する方法について説明します。 - クライアント・コンピュータでの外部ロール認証タスクの実行
クライアント・コンピュータで外部ロール認証タスクを実行する方法について説明します。
親トピック: 外部ユーザーおよびロールの手動による管理の概要