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クライアント・コンピュータでの外部ロール認証タスクの実行

クライアント・コンピュータで外部ロール認証タスクを実行する方法について説明します。

次のステップを実行します。
  1. Windowsサーバー上にある同じユーザー名とパスワードで、Windowsローカル・ユーザー名またはドメイン・ユーザー名を作成します(適切なユーザー名が現在存在しない場合)。
  2. ファイルsqlnet.oraのパラメータSQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESに、ntsが含まれていることを確認します。
  3. Oracle Net Configuration Assistantを使用して、クライアント・コンピュータからOracle Databaseへのネットワーク接続を構成します。
  4. SQL*Plusを起動します。
    C:\> sqlplus /NOLOG
    
  5. 正しいインスタンスに接続します。
    SQL> SET INSTANCE connect_identifier
    

    connect_identifierは、ステップ3で作成した、Oracle Database接続のネット・サービス名です。

  6. Oracle Databaseに接続します。
    SQL> CONNECT SMITH
    Enter password: password
    

    これで、Net Servicesを使用して、Oracle Databaseユーザー名smithでWindowsサーバーに接続されます。Oracle Databaseユーザー名smithに適用されるロールは、すでにデータベース・ロールにマップされたWindowsユーザー名に対して定義されるすべてのロールで構成されます(この例では、ORA_DBSALES3_D)。認証された接続で使用可能なすべてのロールは、Windowsユーザー名、およびユーザーが属しているOracle固有のWindowsローカル・グループ(ORA_SID_DBSALES1またはORA_SID_DBSALES4_DAなど)により決定されます。

    注意:

    OSDBAおよびOSOPERは、2つの特別なオペレーティング・システム・グループの汎用名で、オペレーティング・システムの認証を使用する場合にデータベース管理者のログオンを制御します。