5 Windowsでのインストール後の構成タスク
セキュリティを高めるために実行できる構成タスクおよびOracle Multimediaとその他のOracleオプションを使用する前に実行する必要のあるその他の構成タスクについて説明します。
注意:
この章のディレクトリ・パスの例は、Optimal Flexible Architecture(OFA)のガイドラインに準拠しています。インストール時にOFAに準拠していないディレクトリを指定した場合、ディレクトリ・パスは異なったものになります。詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』の付録B「Optimal Flexible Architecture」を参照してください。
- Windowsファイアウォールの概要
最新のすべてのWindowsオペレーティング・システムでは、Windowsファイアウォールにより、デフォルトで着信接続に対してすべてのTCPネットワーク・ポートを事実上ブロックできます。 - デフォルト・アカウントのパスワードのリセットの必要性について
Oracle Databaseは多数のデフォルトのアカウントとともにインストールされます。 - WindowsのAuthenticated Usersについて
Authenticated Usersグループは、変更できないWindowsの組込みグループであり、ログオン時にアイデンティティが認証されるすべてのユーザーが含まれます。 - NTFSファイル・システムとWindowsレジストリの権限の概要
認可されたデータベース管理者(DBA)に完全な制御権を与えるように、Oracle Databaseファイル、ディレクトリおよびレジストリの設定を構成することをお薦めします。 - ReFSファイルシステムの概要
ReFSは、標準のNTFSボリュームで発生するファイル・メタデータの破損(データがアクセス不能になります)を防ぎます。 - Windowsでのスケジューラの外部ジョブ・サポートの構成について
このリリースには、エンタープライズ・スケジューリング機能を提供するOracle Scheduler (スケジューラ)が組み込まれています。 - WindowsでのOracle Multimediaについて
Oracle Multimedia (以前のOracle interMedia)は、Oracle Databaseでイメージの保存、管理および取得を実行できるようにする機能です。 - WindowsでのOracle Textについて
Oracle Textを使用すると、ほとんどのOracleインタフェースからSQLおよびPl/SQLを介してテキスト問合せを実行できます。 - WindowsでのOracle Spatial and Graphについて
Oracle Spatial and Graphを使用すると、ユーザーは、より簡単かつ直感的に空間データの格納、取出しおよび操作を行うことができます。 - Windowsでのアドバンスト・レプリケーションについて
アドバンスト・レプリケーションには様々な構成や使用方法があります。