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コマンドラインからのデータベース・ツールの起動

コマンドラインからOracle Databaseツールを起動する方法を説明し、これらの製品の使用方法に関する詳細の参照先を示します。

表2-3 コマンドラインからのデータベース・ツールの起動

ツール プロンプトでの入力 参照先

Oracle ASM Disk Stamping Tool

Oracle ASM Disk Stamping Tool (GUIバージョン)

  • C:\> asmtool

    次にオプションの一覧を示します。

    C:\> asmtool -add

    C:\> asmtool -addprefix

    C:\> asmtool -list

    C:\> asmtool -delete

  • C:\> asmtoolg

    注意: asmtoolgはGUIベースのツールであり、コマンドラインasmtoolツールと同じ処理を実行します。

Oracle Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイドfor Microsoft Windows x64 (64ビット)に記載されている、インストール前におけるOracle ASMのディスク・パーティションのマーク設定に関する項

DBVERIFY

C:\> dbv

DBVERIFYが起動し、ファイル名パラメータを入力するように要求します。パラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> dbv help=y

Oracle Databaseユーティリティ

データ・ポンプ・エクスポート

C:\> expdp user name

EXPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> exp help=y

データ・ポンプ・エクスポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、Oracle Databaseエラー・メッセージ・リファレンス

データ・ポンプ・インポート

C:\> impdp user name

IMPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> imp help=y

データ・ポンプ・インポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

Database Configuration Assistant

C:\> dbca

Oracle Database Configuration Assistantツールはインタラクティブ・モードで起動します。silentオプションおよびその他のコマンドライン・オプションについては、次のように入力します。

C:\> dbca -help

『Oracle Database 2日でデータベース管理者』の「DBCAの起動」

Database Upgrade Assistant

C:\> dbua

Oracle Database Upgrade Assistantウィザードはインタラクティブ・モードで起動します。silentオプションおよびその他のコマンドライン・オプションについては、次のように入力します。

C:\> dbua -help

『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』

エクスポート

C:\> exp user name

EXPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> exp help=y

エクスポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

インポート

C:\> imp user name

IMPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> imp help=y

インポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

Net Services Configuration

C:\> netca

Oracle Net Configuration Assistantツールはインタラクティブ・モードで起動します。silentオプションおよびその他のコマンドライン・オプションについては、次のように入力します。

C:\> netca -help

『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』

ORADIM

C:\> oradim options

ORADIMオプションのリストを表示するには、次のどちらかを入力します。

C:\> oradim

C:\> oradim -?| -h | -help

 

Oracle Wallet Manager

C:\> cd ORACLE_HOME\bin

C:\ORACLE_HOME\bin> launch.exe ORACLE_HOME\bin owm.cl

パスワード・ユーティリティ(ORAPWD)

C:\> orapwd

パスワード・ファイルは、隠しファイルになります。ファイル・リストに表示するには、Windowsのエクスプローラを使用します。「表示」メニューで、「オプション」「表示」「すべてのファイルの表示」を選択します。

 

Recovery Manager (RMAN)

C:\> rman parameters

『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・アドバンスト・ユーザーズ・ガイド』

SQL*Plus (SQLPLUS)

C:\> sqlplus

SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス

SQL*Loader (SQLLDR)

C:\> sqlldr

SQL*Loaderにより、使用可能なキーワードおよびデフォルト値を示すヘルプ画面が表示されます。

Oracle Databaseユーティリティ

『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

Windowsツールの起動

TKPROF

C:\> tkprof

Oracle Database SQLチューニング・ガイド

ユーザー移行ユーティリティ

C:\> umu parameters

パラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> umu help=yes

『Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイド』の「ユーザー移行ユーティリティの使用」

注意:

  • Windowsでエクスポート・ユーティリティまたはインポート・ユーティリティを実行する場合、3つの特別な条件があります。まず、BUFFERおよびRECORDLENGTHパラメータのデフォルト値は、それぞれ4KBと2KBになります。このデフォルトのRECORDLENGTHパラメータは、システム・ヘッダー・ファイルで定義したBUFSIZの値に依存しません。USHRT_MAX(64KB)より大きな値を指定すると、警告メッセージが表示されます。2番目に、VOLSIZEパラメータはサポートされていません。3番目に、データベース全体をエクスポートするには、EXP_FULL_DATABASEロールを使用する必要があります。

  • Oracle Enterprise Manager Database Expressは、データベースを管理するための別のデータベース・ツールです。Oracle Enterprise Manager Database Expressへのログインの詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』EM ExpressのHTTPポートの構成に関する項を参照してください。