Microsoftツールからの接続テスト
MicrosoftツールからOracle Databaseサーバーへの接続をテストする方法について説明します。
Active DirectoryのOracleディレクトリ・オブジェクトは、次のMicrosoftツールと統合されています。
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Windowsエクスプローラ
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Active Directoryユーザーとコンピュータ
これらのMicrosoftツール内からOracle Databaseサーバーとの接続性をテストするには、そのサーバーに接続します。つまり、実際に接続することで接続性をテストできます。接続性をテストするには、次のようにします。
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Windowsエクスプローラまたは「Active Directoryユーザーとコンピュータ」を起動します。
Windowsエクスプローラを起動するには、次のようにします。
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「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」、「アクセサリ」、「エクスプローラー」の順に選択します。
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「ネットワーク」を開きます。
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ディレクトリを開きます。
「Active Directoryユーザーとコンピュータ」を起動するには、次のようにします。
「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」、「管理ツール」、「Active Directoryユーザーとコンピュータ」の順に選択します。
注意:
Active Directoryを介してOracle Databaseサーバーにアクセスするすべてのクライアントには、Oracleコンテキスト内のすべてのネット・サービス名オブジェクトに対する読取りアクセス権が必要です。名前参照に認証を必要とするようOracle Netを構成しない場合、クライアントは、Active Directoryで匿名で認証ができる必要があります。Windows Serverドメインでは、この場合、匿名アクセスを許可するようにActive Directoryのデフォルト設定を変更する必要があります。このディレクトリで匿名アクセスを許可しない場合、クライアントが認証されるよう構成し、クライアントが必要に応じてネット・サービス・オブジェクトを読み取れるように各オブジェクトにアクセス制御定義を設定する必要があります。
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Oracleコンテキストが存在するドメインを開きます。
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Oracleコンテキストを開きます。
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データベース・サービスまたはOracleネット・サービス名オブジェクトを右クリックします。
いくつかのオプションとともにメニューが表示されます。この項では、「テスト」オプションおよびSQL*Plusと接続のオプションについてのみ説明します。
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実際には接続せずにデータベース接続をテストする場合は、「テスト」を選択します。接続の試行ステータスを説明するステータス・メッセージが表示されます。
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実際に接続してデータベース接続をテストする場合は、SQL*Plusと接続を選択します。「Oracle SQL*Plus Logon」ダイアログが表示されます。
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ユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。接続の試行ステータスを説明するステータス・メッセージが表示されます。
関連項目:
詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください。
親トピック: 接続テストについて