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パスワード・ファイルの表示および非表示

各種の場所からパスワード・ファイルを表示および非表示にするには、この手順を使用します。

パスワード・ファイルは自動的に非表示になるわけではありません。これは、次の2つの場所で非表示と表示を切り替えることができます。

  • コマンド・プロンプトの使用

  • Windowsエクスプローラの使用

    注意:

    パスワード・ファイルは、表示していないと、移動、コピーまたは削除できません。

コマンド・プロンプトの使用

  1. パスワード・ファイルを表示するには、次のように入力します。

    ORACLE_HOME\database> attrib
    

    パスワード・ファイルは、PWDsid.oraとして表示されます。

    A       ORACLE_HOME\database\oradba.exe
    A       ORACLE_HOME\database\oradim.log
    A       ORACLE_HOME\database\PWDsid.ora
    A       ORACLE_HOME\database\SPFILEsid.ora
    
  2. パスワード・ファイルを非表示にするには、次のように入力します。

    ORACLE_HOME\database> attrib +H PWDsid.ora
    
  3. 変更の結果を表示するには、次のように入力します。

    ORACLE_HOME\database> attrib
    

    パスワード・ファイルが非表示になっています。

    A       ORACLE_HOME\database\oradba.exe
    A       ORACLE_HOME\database\oradim.log
    A   H   ORACLE_HOME\database\PWDsid.ora
    A       ORACLE_HOME\database\SPFILEsid.ora
    
  4. パスワード・ファイルを再び表示するには、次のように入力します。

    ORACLE_HOME\database> attrib -H PWDsid.ora

Windowsエクスプローラの使用

パスワード・ファイルを非表示または再表示するには、次のようにします。

  1. ORACLE_HOME\databaseディレクトリに移動します。

  2. PWDsid.oraを右クリックします。

  3. 「プロパティ」を選択します。

    PWDsid.oraのプロパティ」ダイアログ・ボックスが開きます。

  4. 「属性」で、「隠しファイル」の隣にあるチェック・ボックスを選択するか選択を解除します。

  5. 「OK」をクリックします。

表示されないパスワード・ファイルを表示または非表示にするには、次のようにします。

  1. ORACLE_HOME\databaseディレクトリに移動します。
  2. 「ツール」メイン・メニューから「フォルダ オプション」を選択します。
  3. 「フォルダ オプション」ウィンドウで、「表示」タブを選択します。
  4. 非表示のパスワード・ファイルを表示するには、「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択します。
  5. 表示されているパスワード・ファイルを非表示にするには、「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」を選択します。
  6. 「OK」をクリックします。