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OracleUdtFetchOptionの列挙

OracleUdtFetchOptionの列挙値は、参照可能なオブジェクトのコピーの取得方法を指定します。

表16-39では、すべてのOracleUdtFetchOptionの列挙値と、それぞれの列挙値の説明をリストします。

表16-39 OracleUdtFetchOptionの列挙値

メンバー名 説明

Cache

オブジェクト・キャッシュに参照オブジェクトのコピーがある場合、コピーがただちに戻されます。キャッシュのコピーが存在しない場合、データベース内の参照オブジェクトの最新のコピーが、オブジェクト・キャッシュでキャッシュされ、戻されます。

Server

データベースからの参照オブジェクトの最新のコピーは、オブジェクト・キャッシュでキャッシュされ、戻されます。キャッシュに参照オブジェクトのコピーがすでに存在する場合、最新のコピーは既存のコピーを上書きします。

TransactionCache

参照オブジェクトのコピーが現行のトランザクションでキャッシュされる場合、コピーが戻されます。それ以外の場合は、データベースからの参照オブジェクトの最新のコピーは、オブジェクト・キャッシュでキャッシュされ、戻されます。キャッシュに参照オブジェクトのコピーがすでに存在する場合、最新のコピーは既存のコピーを上書きします。

参照オブジェクトのキャッシュ済コピーが現行のトランザクションが開始される前に変更された場合、つまり、OracleRef.HasChangesプロパティがtrueを戻す場合、Recentオプションによって参照オブジェクトのキャッシュ済コピーが戻されることに注意してください。トランザクションの外では、RecentオプションはAnyオプションと同様の動作をします。