14.3.2.12 RDFモデルからのデータベース・ビュー

リレーショナル・ビューはRDFモデルから作成できます。これらのビューは、グラフの交点ビューまたはエッジ・ビューを表すことができます。

SPARQL問合せパターンは、RDFデータから交点ビューおよびエッジ・ビューを作成する方法を指定するための宣言型言語として使用できます。

RDFモデルから交点ビューとエッジ・ビューを作成する場合は、次の点に注意してください:

  • RDFモデルにはクラスが定義されている必要があります。また、アプリケーションはSPARQL問合せを使用して、RDFモデルで定義された個別のクラスを取得します。たとえば、次のようにします。
    SELECT DISTINCT ?o
    WHERE { ?s a ?o } order by ?o
  • 1つ以上のRDFクラスで交点ビューを定義できます。交点ビューは次のもので構成されます:
    • データベース交点ビュー名
    • キー属性名
    • RDFクラスからの交点プロパティ
  • 1つまたは2つの交点ビューでエッジ・ビューを定義できます。エッジ・ビューは次のもので構成されます:
    • データベース・エッジ・ビュー名
    • ソースと宛先の交点キー
    • RDFクラスのラベル・プロパティ

次の各項では、データベース・グラフ・ビューを作成するステップについて説明します: