1.88 DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCE
DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCE
は、索引の作成で圧縮属性を継承する方法を決定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
値は次のとおりです。
-
TABLESPACE
索引の継承は、表領域の属性に基づきます。
-
TABLE
索引の継承は、表の属性に基づきます。
-
ALL
索引の継承は、表の設定に基づきます。ただし、表にデフォルトの圧縮属性が存在しない場合は、索引の継承は表領域の属性に基づきます。
-
NONE
表または表領域からの索引の継承はありません。
CREATE INDEX
文で圧縮属性を指定した場合は、DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCE
の値は無視され、表または表領域からの継承はありません。表の継承または表領域の継承がある(そして、表領域に明示的な索引圧縮句がない)場合は、次のマトリックスに従います。
表/表領域レベルの圧縮 | 索引に継承される圧縮 |
---|---|
OLTP |
ADVANCED LOW |
QUERY LOW 、QUERY HIGH |
ADVANCED HIGH |
ARCHIVE LOW 、ARCHIVE HIGH |
ADVANCED HIGH |
ノート:
DB_INDEX_COMPRESSION_INHERITANCE
の値は、SYS
が所有する索引の作成時には無視されます。そのような索引は、表または表領域から索引圧縮の属性を継承しません。SYS
が所有する索引を圧縮する場合は、CREATE
INDEX
文またはALTER
INDEX
文で、明示的に索引圧縮の属性を指定する必要があります。
関連項目:
索引の圧縮の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。