1.259 PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZE
PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZE
には、パラレル実行(以前は、パラレル問合せ、PDML、パラレル・リカバリまたはレプリケーションと呼ばれていた操作)に使用されるメッセージのサイズを指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
オペレーティング・システムによって異なる。 |
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
最小値: 2148 最大値: 65536。ただし、一部のオペレーティング・システムではこれよりも小さい値になる場合がある。 |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
大部分のプラットフォームでのデフォルト値は次のとおりです。
-
16384
バイト(COMPATIBLE
に11.2.0
以上が設定されている場合) -
2148
バイト(COMPATIBLE
が11.2.0
より小さい場合)
ほとんどのアプリケーションでは、デフォルト値で十分です。値が大きいほど、共有プールの必要量も大きくなります。値が大きいほど、パフォーマンスを向上させるために多くのメモリーが必要になります。したがって、レプリケーションでは、サイズを増やしても有益ではありません。
関連項目:
このパラメータがパラレル実行を含むパラレル操作でのメモリー消費に与える影響を学習するには、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』を参照してください。