1.374 UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOG
UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOGには、統合監査レコードのキー・フィールドをSYSLOGユーティリティ(UNIXプラットフォームの場合)に書き込むのか、Windowsイベントビューア(Windowsの場合)に書き込むのかを指定します。CDBでは、このパラメータはPDBごとの静的初期化パラメータです。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | UNIXプラットフォーム場合は文字列、Windowsの場合はブール | 
| 構文 | UNIXの場合: 
 
 
 
 
 Windowsの場合: UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOG = { FALSE | TRUE } | 
| デフォルト値 | UNIXプラットフォームの場合はデフォルトなし Windowsの場合は | 
| 変更可能 | いいえ | 
| PDBで変更可能 | はい | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 | 
UNIXでこのパラメータが設定されている場合、統合監査レコードのキー・フィールドはSYSLOGに書き込まれます。Windowsでこのパラメータが設定されている場合、統合監査レコードのキー・フィールドはWindowsイベント ビューアーに書き込まれます。
SYSLOGまたはWindowsイベント ビューアーに統合監査レコードのキー・フィールドを書き込む必要がない場合は、このパラメータを設定しないでください(またはWindowsの場合、FALSEに設定します)。
                  
UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOGが有効になっている場合、SYSLOGまたはWindowsイベントビューアに書き込まれる統合監査レコードのキー・フィールドにより、UNIFIED_AUDIT_TRAILビューの詳細な統合監査レコードが一意に識別されます。監査レコードのエントリがSYSLOGエントリの最大許容サイズ(通常、1024バイト)を超えないように、統合監査レコードのフィールドのサブセットのみが書き込まれます。
                  
このパラメータは、PDBレベルで設定され、PDBごとに統合監査レコードのロギングを有効にする点で、UNIFIED_AUDIT_COMMON_SYSTEMLOGパラメータとは異なります。一方、UNIFIED_AUDIT_COMMON_SYSTEMLOGはCDBレベルで設定され、共通統合監査ポリシーのすべての統合監査レコードを1つの宛先に統合できるようにします。
                  
関連項目:
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                           SYSLOGおよびWindowsイベント ビューアーに書き込まれる統合監査レコードのフィールドに付けられた名前と UNIFIED_AUDIT_TRAILビューの対応する列名をマップする表は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください