Oracle RACデータベースの複数のリスナーの管理
SRVCTL
およびTNS_ADMIN
を使用してリスナーを管理する方法を理解するために確認します
lsnrctl
コマンドを使用してOracle Database 19cのローカル・リスナーおよびSCANリスナーを管理するには、ORACLE_HOME環境変数にGridホームのパスを設定します。以前のリリースで使用していたOracleホームの場所からlsnrctl
コマンドを使用しないでください。この場所はOracle Database 19cでは使用できません。
Oracle Clusterwareによって管理されていないリスナーの場合、Oracle Net Services構成ファイルを含むディレクトリを指すようにTNS_ADMIN環境変数またはレジストリ値を設定することによって、listener.ora
ファイルにデフォルト以外の場所を使用できます。Oracle Clusterwareが管理しているリスナーにデフォルト以外の場所を使用する場合、SRVCTL
およびsetenv
コマンドを使用して、各リスナーのTNS_ADMINの値を変更する必要があります。
親トピック: リスナー構成およびlistener.oraファイル