リスナー構成およびlistener.oraファイル
Oracle RAC環境では、Oracle AgentでOracle DatabaseのOracleリスナーを管理することをお薦めします。
ノート:
GNSを有効にした場合、リスナーを手動で構成する必要はありません。
- Oracle RACデータベースのローカル・リスナー
ローカル・リスナー(デフォルトのリスナー)は、Oracle Grid Infrastructureのインストール時にGridホームに配置されます。listener.ora
ファイルは、Grid_home
/network/admin
ディレクトリにあります。 - Oracle RACデータベースのリモート・リスナー
リモート・リスナーとは、あるコンピュータ上にあるリスナーのことで、別のコンピュータ上にあるデータベース・インスタンスに接続をリダイレクトします。たとえば、SCANリスナーはリモート・リスナーです。 - Oracle RACデータベースの複数のリスナーの管理
SRVCTL
およびTNS_ADMIN
を使用してリスナーを管理する方法を理解するために確認します - Oracle Databaseによるリスナー・ファイル(listener.ora)の使用
listener.ora
ファイルは、リスナーの構成ファイルです。これには、接続要求を受け入れるプロトコル・アドレス、リスニングするデータベース・サービスとその他のサービスのリストおよびリスナーにより使用される制御パラメータを含めることができます。