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A.6 レスポンス・ファイルを使用したOracle Universal Installerの実行

レスポンス・ファイルの作成後、作成したレスポンス・ファイルを指定してコマンドラインからOracle Universal Installerを実行し、インストールを実行します。

Oracle Universal Installer実行可能ファイルsetup.batおよびgridSetup.batには、複数のオプションがあります。すべてのオプションのヘルプ情報を参照するには、gridSetup.batまたはsetup.batコマンドで-helpオプションを指定します。次に例を示します。

  • Oracle Databaseの場合:

    db_home> setup.bat -help
  • Oracle Grid Infrastructureの場合:

    Grid_home> gridSetup.bat -help

しばらくすると、セッション・ウィンドウ上にヘルプ情報が表示されます。

レスポンス・ファイルを使用してインストーラを実行するには、次のステップを実行します。

  1. 通常のインストールと同様にインストール前の作業を実行します。
  2. 管理者ユーザーまたはソフトウェアをインストールしたユーザーでログインします。
  3. コマンドを次のように入力して、サイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードでインストーラを起動します。
    • Oracle Databaseの場合:

      C:\> directory_path\setup.bat [-silent] [-noconfig] \
           -responseFile response_filename
    • Oracle Grid Infrastructureの場合:

      C:\> directory_path\gridSetup.bat [-silent] [-noconfig] \
           -responseFile response_filename

    ノート:

    レスポンス・ファイルのパスを相対パスで指定しないでください。相対パスを指定すると、インストーラが失敗します。

    この例では:

    • directory_pathは、インストール・メディアのパス、またはインストール・ソフトウェアをコピーしたハード・ドライブ上のディレクトリのパスです。

    • -silentは、インストーラをサイレント・モードで実行します。

    • -noconfigを指定すると、インストール中にConfiguration Assistantは実行されず、ソフトウェアのみのインストールが実行されます。

    • response_filenameは、構成済のインストール・レスポンス・ファイルのフルパスとファイル名です。