互換性、アップグレード、ダウングレードおよびインストール

この項では、Oracle Database 19cの互換性、アップグレード、ダウングレードおよびインストールについて説明します。

データベースのアップグレード後にコア・ダンプORA-00600 [8153]エラーが発生

このトピックでは、データベースのアップグレード後に発生するORA-00600エラーについて説明します。

データベースをOracle Database 12cリリース2 (12.2)またはOracle Database 19cにアップグレードしてから、元のリリースにダウングレードすると、コア・ダンプORA-00600 [8153]エラーが発生します(Oracle Bug#20898997参照)。

データベースをOracle Database 12cリリース2 (12.2)またはOracle Database 19cにアップグレードする前に、必ずこの不具合用のパッチを適用してください。

Oracle DatabaseをOracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)から19cにアップグレードすると、アップグレード中にエラーが発生

このトピックでは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)からOracle Database 19cへのアップグレード時に発生する可能性のあるORA-08102エラーについて説明します。

場合によっては、表WRH$_SEG_STATを変更して一部の列を追加する際に、ORA-08102エラーが発生する場合があります(Oracle Bug#28668676を参照)。たとえば:
ALTER TABLE WRH$_SEG_STAT ADD (im_membytes NUMBER DEFAULT 0);
ALTER TABLE WRH$_SEG_STAT ADD (im_membytes NUMBER DEFAULT 0)
*
ERROR at line 1:
ORA-08102: index key not found, obj# 16200, file 2, block 4765 (2)

c18.sqlおよびc1202000.sqlを不具合からダウンロードし、アップグレード・プロセスを再起動します。

Oracle Database 12.2のローカルUNDO CDBへのOracle Database 12.1の非CDBのプラグイン

このトピックでは、Oracle Databaseリリース12.1からリリース12.2への移行時にUNDO表領域がプラグインされないことについて説明します。

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)の非CDBをOracle Database 12cリリース2 (12.2)以上のCDBにプラグインしようとして、ローカルUNDOが有効な場合、UNDO表領域はプラグインされません。

回避策:

なし。