Oracle Grid Infrastructureの既知の不具合

Oracle Database19cでのOracle Grid Infrastructureの不具合を次に示します。

Oracle Bug#29414664

rhpctl instantiate imageコマンドのヘルプ・テキストに、-serverオプションが表示されません。

回避策:

ピアツーピア関係がすでに確立されている2つのフリート・パッチ適用およびプロビジョニング(FPP)サーバー間でイメージをインスタンス化する場合は、所与のイメージをインスタンス化するリモートFPPサーバーを指定する-serverオプションを指定してrhpctl instantiate imageコマンドを使用します。

Oracle Bug#29053083

グリッド・ネーミング・サービス(GNS)のマニフェスト・ファイルの検証に失敗します。

回避策:

メンバー・クラスタのマニフェスト・ファイルの作成中にGNSを追加しないでください。

Oracle Bug#21559133

この問題は、Oracle ASMを使用するOracle Clusterware標準クラスタの12cリリース1 (12.1)からOracle Grid Infrastructure 19cへのローリング・アップグレードに影響します。最初のノードがOracle Grid Infrastructure 19cにアップグレードされた後は、Oracle Grid Infrastructure 12cリリース1 (12.1)を実行しているノードはクラスタに参加できません。Oracle Grid Infrastructure 12cリリース1 (12.1)が実行されているONLINEステータスのノードは、引き続きクラスタのメンバーです。

回避策:

失敗したノードで、Oracle Grid Infrastructureを12cリリース1 (12.1)から19cにアップグレードします。