補助インスタンス用のパスワード・ファイルの作成
補助インスタンスへの接続は、オペレーティング・システム認証またはパスワード・ファイル認証を使用して確立できます。バックアップベースの複製の場合、パスワード・ファイルを作成するか、オペレーティング・システム認証を使用して補助インスタンスに接続できます。アクティブなデータベースの複製の場合は、パスワード・ファイル認証を使用する必要があります。
パスワード・ファイル認証を使用してデータベースに接続するには、そのデータベースのパスワード・ファイルを作成する必要があります。リモート・ホストに複製する場合、パスワード・ファイルの設定は必須です。パスワード・ファイルのデフォルトの場所は、Windowsの場合は$ORACLE_BASE\database
、LinuxおよびUNIXの場合は$ORACLE_BASE/dbs
です。
注意:
RMAN複製を使用してスタンバイ・データベースを作成する場合、パスワード・ファイルは常にコピーされます。その他すべての場合では、DUPLICATE
コマンドにPASSWORD FILE
オプションを指定した場合にのみ、パスワード・ファイルがコピーされます。
次のいずれかのオプションを使用して、宛先ホストの補助インスタンス用にパスワード・ファイルを作成します。
関連項目:
親トピック: 宛先ホストでの補助インスタンスの準備