補助インスタンス用の初期化パラメータ・ファイルの作成ステップ
補助インスタンスの初期化パラメータ・ファイルには、少なくともDB_NAME
とDB_DOMAIN
の初期化パラメータが含まれる必要があります。必要に応じて、追加パラメータを指定できます。初期化パラメータ・ファイルが、複製を実行するRMANクライアントと同じホストに存在することを確認します。
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次のいずれかの操作を行います。
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初期化パラメータ・ファイルをソース・ホストから宛先ホストにコピーし、オペレーティング・システムに固有のデフォルトの場所に配置して、
DB_NAME
およびDB_DOMAIN
初期化パラメータを変更します。CDBを複製する場合、
ENABLE_PLUGGABLE_DATABASE
パラメータが存在し、TRUE
に設定されていることを確認します。ソース・データベースからのサーバー・パラメータ・ファイルのコピーを参照してください。
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次のステップを実行します。
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テキスト・エディタを使用して、テキストベースの初期化パラメータ・ファイルに使用するための空のファイルを作成し、オペレーティング・システム固有のデフォルトの場所に保存します。
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パラメータ・ファイルに、
DB_NAME
およびDB_DOMAIN
初期化パラメータを設定します。これらは、唯一の必須パラメータです。DB_DOMAIN
パラメータの設定によって、ネット・サービス名で接続する際に、デフォルトのデータベース・サービスに接続できるようになります。 -
補助インスタンスをCDBにする場合は、次のパラメータを設定します。
ENABLE_PLUGGABLE_DATABASE=TRUE
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CONTROL_FILES
やDB_RECOVERY_FILE_DEST
などの様々な場所に関連するパラメータを設定します。 -
Oracle Real Application Clustersのために必要な初期化パラメータなど、必要に応じてその他の初期化パラメータを設定します。
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必須の環境変数(たとえば
ORACLE_HOME
とORACLE_SID
)を設定します。 -
(オプション)次の条件のいずれかが満たされている場合は、複製データベース・ファイルの場所を指定する初期化パラメータを設定します。
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ソース・ホストと宛先ホストが同じである(ローカル・ホストへの複製)。
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複製データベースが、ソース・ホストとは異なるディレクトリ構造を使用して、データベース・ファイルを保存している。
複製データベース・ファイルに別の名前を指定するために使用した方法に応じて、初期化パラメータ・ファイルに次のパラメータを1つ以上含めます:
CONTROL_FILES
、DB_FILE_NAME_CONVERT
、LOG_FILE_NAME_CONVERT
、DB_CREATE_FILE_DEST
、DB_CREATE_ONLINE_FILE_DEST
_n
およびRECOVERY_FILE_DEST
。注意:
宛先ホストと補助インスタンスのサーバー・セッションから、指定したすべてのパスにアクセスできることを確認することをお薦めします。
Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイドの複製データベースのデータベース・ファイル名の生成方法を参照してください。
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SQL*Plusを起動し、
SYSDBA
権限またはSYSBACKUP
権限で補助インスタンスに接続します。補助インスタンスをNOMOUNT
モードで起動します。ファイルがデフォルトの場所にある場合は、STARTUP
コマンドにPFILE
パラメータは必要ありません。SQL> STARTUP NOMOUNT;
例3-1 補助インスタンス用のサンプル初期化パラメータ・ファイル
DB_NAME=dupdb CONTROL_FILES=(/dup/oracle/oradata/prod/control01.ctl, dup/oracle/oradata/prod/control02.ctl) DB_FILE_NAME_CONVERT=(/oracle/oradata/prod/,/dup/oracle/oradata/prod/) LOG_FILE_NAME_CONVERT=(/oracle/oradata/prod/redo,/dup/oracle/oradata/prod/redo)
親トピック: 宛先ホストでの補助インスタンスの準備