RPMベースのOracle Databaseインストールの削除

yumコマンドを使用してインストールされているデータベースを削除するには、この手順を使用します。

  1. rootとしてログインします。
  2. 次のコマンドを実行して、RPMベースのデータベースのインストールを削除します。
    # yum -y remove oracle-database-ee-19c
yumコマンドは、データベース(ORCLCDB)やリスナー(LISTENER)などOracleホームで構成されるデフォルトのコンポーネントを検出し、それらのコンポーネントを削除します。

yumコマンドで、デフォルトのデータベース(ORCLCDB)とリスナー(LISTENER)以外に、追加のデータベースやリスナーなど、Oracleホームに構成された他のコンポーネントが検出された場合は、削除プロセスを停止します。構成済コンポーネントを手動で削除するように指示するメッセージが表示されます。これらの構成済コンポーネントを削除するには:

  1. Oracle Databaseインストール所有者ユーザー(oracle)としてログインします。

  2. インストールに関連付けられているデータベースを削除するには、Oracle Database Configuration Assistant (Oracle DBCA)を使用します。

    $ cd $ORACLE_HOME/bin 
    $ ./dbca
    
    
  3. インストールに関連付けられたリスナーを削除するには、Oracle Net Configuration Assistant (Oracle NETCA)を実行します。

    $ cd $ORACLE_HOME/bin 
    $ ./netca
  4. rootとしてログインし、yumコマンドを再度実行してrpmベースのデータベース・インストールを削除します。

    # yum -y remove oracle-database-ee-19c