6 Oracle Databaseのアップグレード後の作業
Oracle Databaseをアップグレードした後に、必要なアップグレード後のタスクを完了し、新しいリリースの推奨事項を検討してください。
ノート:
AutoUpgradeを使用してアップグレードを完了すると、これらのタスクの多くはアップグレードの一部として自動的に実行されます。- アップグレード後の状態ツールを使用したアップグレードの確認
アップグレードのスプール・ログ・ファイルを確認し、アップグレード後の状態ツール(utlusts.sql
)を使用します。 - Oracleデータ・ディクショナリの現在の状態の表示方法
アップグレードと移行の診断のためにOracleデータ・ディクショナリの状態を確認するには、次の3つの方法のいずれかを使用します。 - Oracle Databaseのアップグレード後に必要な作業
アップグレードの完了後、現在の環境に対して指定されたこれらの必要な作業を確認して完了します。 - Oracle Databaseのアップグレード後の推奨作業およびベスト・プラクティス
Oracle Databaseを更新する場合、これらの適切なプラクティス・ガイドラインを完了することをお薦めします。特に明記されている場合を除き、これらの方法はすべてのタイプのアップグレードにお薦めします。 - Oracle RACデータベースのアップグレード後の推奨作業
接続用にSCANまたはノード・リスナーを使用するようにクライアントを構成するかどうかを決定します。 - Oracle ASMのアップグレード後の推奨作業
Oracle ASMのアップグレード後に、Oracle ASMパスワードのリセットおよびディスク・グループの構成などの作業を行うことをお薦めします。 - Oracle Database Express Editionのアップグレード後の推奨作業
DBCAを使用するか、手動スクリプトを実行して、Oracle Databaseに追加のコンポーネントをインストールします。 - 手動によるOracle Databaseのアップグレード後にのみ行う作業
DBUAを使用せずに手動でデータベースをアップグレードした場合、アップグレードの完了後に、ここに記載されている作業を実行する必要があります。 - Oracle Databaseをアップグレードする場合のリリースの更新および要件
アップグレードを開始する前に、新しいリリースのOracleホームを最新のリリース更新(Update)に更新します。
Oracle Databaseをアップグレードする場合のリリースの更新および要件
アップグレードを開始する前に、新しいリリースのOracleホームを最新のリリース更新(Update)に更新します。
新しいOracle Databaseリリースのソフトウェアには、リリースの時点で最新のOracle Databaseのすべての更新を含む完全なリリースが含まれます。
アップグレードを開始する前に、新しいリリースのOracleホームを最新の四半期リリース更新(Update)に更新することをお薦めします。
My Oracle Supportで、最新更新の入手方法に加え、ライフサイクル管理に使用するツールについて詳細に説明したノートが提供されています。たとえば:
- My Oracle Supportノート555.1のOracle Database 19cの重要な推奨個別パッチには、Oracle Database 19cの特定の重要度のパッチのリストが含まれています。
- My Oracle Supportノート2118136.2には、環境に必要な更新、リビジョン、パッチ・セット更新(PSU)、SPU (CPU)、バンドル・パッチ、パッチ・セットおよびベース・リリースを選択する際に役立つダウンロード・アシスタントが含まれています。ここで開始することをお薦めします。
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My Oracle Supportノート1227443.1には、Oracle DatabaseのPSU/BP/Update/Revisionに関する既知の問題のリストが含まれています。このノートでは、Oracle Database、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle JavaVMコンポーネント(OJVM)のすべての既知の問題ノートに関する情報を提供します。