Oracle Databaseのアップグレードを準備する作業
アップグレードを準備するには、これらの作業を実行します。
データベースをアップグレードする前に、新機能を確認し、使用する最適なアップグレード・パスおよび方法を決定して、データベースのアップグレードを準備する手順を実行することをお薦めします。特に、アップグレード処理をテストし、バックアップ計画を準備することをお薦めします。
- Oracle Databaseの新機能の理解
アップグレード処理を計画する前に、新しいOracle Databaseリリースの機能を理解します。 - AutoUpgradeを使用したアップグレード前情報のチェック
Oracle Databaseをアップグレードする前に完了する必要があるタスクのチェックリストを取得するには、analyze
モードでAutoUpgradeユーティリティ(autoupgrade.jar
)を実行します。 - 非推奨となったかサポートが終了した機能の確認
アップグレードする前に、アップグレード計画で非推奨となった機能またはサポートが終了した機能に注意する必要があるかどうかを確認します。 - Oracle Databaseのアップグレード方法の選択
エンタープライズの複雑さに対応するため、データベースをアップグレードするための様々な方法が提供されています。 - アップグレード時のOracleホームの新しい場所の選択
データベースをアップグレードまたはパッチ適用したら、新しいOracleホームを新しい場所にインストールする必要があります(アウトオブプレース・アップグレードまたはパッチ適用)。 - Oracle Databaseのアップグレードでのテスト計画の開発
アップグレード処理のすべてのステージを検証するために慎重に設計された一連のテストを作成する方法を理解するには、これらのトピックを参照してください。 - スキーマ専用アカウントおよびEXPIREDパスワード・アカウントのアップグレード
アップグレードを開始する前に、パスワードがEXPIRED
ステータスであり、そのアカウントがLOCKED
ステータスになっている場合にデフォルトのOracle Databaseアカウントにパスワード認証を使用するかどうかを判断します - ダウングレードおよびリカバリ・オプションを保持するためのファイルのバックアップ
必要に応じて、アップグレードの問題からリカバリして以前のリリースにダウングレードできるように、データベースおよび特定のファイルのバックアップ計画の実装をお薦めします。
親トピック: Oracle Databaseのアップグレードの準備