このリリースのOracle Database XStreamガイドの変更内容
このドキュメントは、Oracle Databaseの最新リリース用に変更されています。
Oracle Databaseリリース19cバージョン19.1での変更点
次に、Oracle Databaseリリース19cバージョン19.1のOracle Database XStreamガイドの変更点をあげます。
Oracle Databaseリリース18cバージョン18.1での変更点
次に、Oracle Databaseリリース18cバージョン18.1のOracle Database XStreamガイドの変更点をあげます。
Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)での変更
Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)の『Oracle Database XStreamガイド』の変更内容は次のとおりです。
新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
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DML競合ハンドラ
XStreamには、ビルトインのDML競合ハンドラが用意されています。
XStream Inの競合の検出および解消の管理を参照してください。
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マルチテナント環境でのアプリケーション・コンテナおよびアプリケーション共通オブジェクトのサポート
XStreamは、アプリケーション・ルートおよびアプリケーションPDBに加えられた変更をレプリケートできます。
XStream Outとマルチテナント環境およびXStream Inとマルチテナント環境を参照してください。
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ユーザー定義型に対するサポートの改善
XStreamは、オブジェクト型、REF、VARRAYをサポートするようになりました。
取得プロセスによって取得されるデータ型およびインバウンド・サーバーによって適用されるデータ型を参照してください。
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LCRIDバージョン
LCRIDは、XStream OutのLCRの位置を指定するために使用するRAW値です。Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)以降では、LCRIDはバージョン管理されます。
LCRIDとLCRの位置を参照してください。
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XStreamによるマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)での異なる文字セットのサポート
CDBのルートの文字セットがAL32UTF8である場合、CDB内の任意のプラガブル・データベース(PDB)は、ルートおよび他のPDBとは異なる文字セットを使用できます。
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XStreamによるデータベース・オブジェクトの長い識別子のサポート
このリリースでは、一部のデータベース・オブジェクトの識別子の長さは最大128バイトになります。XStreamアウトバウンド・サーバーでは、長い識別子を持つデータベース・オブジェクトに加えられた変更を取得し、XStreamインバウンド・サーバーでは、長い識別子を持つデータベース・オブジェクトへの変更を適用できます。
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LCRの追跡
DBMS_XSTREAM_ADM
パッケージのmessage_tracking_frequency
適用パラメータまたはSET_MESSAGE_TRACKING
プロシージャを使用して、ストリームでLCRを追跡できます。変更がXStream Inのクライアント・アプリケーションに到達できないを参照してください。
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新しい取得プロセスのパラメータ
次の新しい取得プロセスのパラメータがXStream Out構成に追加されています。
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annotateddlsize
これらの適用パラメータの詳細は、Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンスを参照してください。
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新しい適用パラメータ
次の新しい適用パラメータがXStreamインバウンド・サーバーに追加されます。
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batchsql_mode
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cdgranularity
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message_tracking_frequency
これらの適用パラメータの詳細は、Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンスを参照してください。
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XStreamコンポーネントでのイベントの履歴の表示
DBA_REPLICATION_PROCESS_EVENTS
ビューには、XStreamコンポーネントでのイベントの履歴が表示されます。XStream Outコンポーネントでのイベントの履歴の監視およびXStream Inコンポーネントでのイベントの履歴の監視を参照してください。