Oracle Exadata Database Machine 19.2.0の新機能

Oracle Exadata System Software 19.2.0の新機能は次のとおりです。

新しいハードウェアのサポート - X8サーバー

このリリースには、次のハードウェアのサポートが含まれます。

  • Oracle Exadata Database Machine X8-2

  • Oracle Exadata Database Machine X8-8

  • Exadata Storage Server X8-2の14TBの大容量ドライブ

最小要件:

  • Oracle Exadata System Softwareリリース19.2.0

Oracle Exadata Storage Server X8-2拡張(XT)

新しいストレージ構成は、Oracle Exadata Database Machine X8-2から使用可能です。XTモデルにはフラッシュ・ドライブがなく、HCC圧縮を使用した14TBのハード・ドライブのみがあります。これは低コストのストレージ・オプションであり、CPUが1つのみで、メモリー容量が少なく、SQLオフロード機能がデフォルトでオフになっています。SQLオフロード機能なしで使用する場合、サーバーのExadata Storageライセンスを購入する必要はありません。

最小要件:

  • Oracle Exadata System Softwareリリース19.2.0
  • Oracle Exadata Database Machine X8-2またはX8-8

IORM flashcachesize属性およびハード・ディスクI/O制限への変更

flashcachesize IORM属性およびハード・ディスクI/O制限が変更されました。

  • IORM flashcachesize属性を使用して、合計フラッシュ・キャッシュをオーバープロビジョニングできるようになりました。
  • IORMの最大使用率制限はハード・ディスクには適用されません。

詳細は、『Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイド』IORM使用率の監視に関する項およびI/Oリソース管理の理解に関する項を参照してください。

最小要件:

  • Oracle Exadata System Softwareリリース19.2.0