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Oracle Database Applianceストレージのデフォルト

この項を確認して、Oracle Database Applianceのストレージのアーキテクチャとオプションおよび使用可能なストレージの確認方法を理解します。

Oracle Database Applianceのデータベース・ディスク・グループ・サイズ

このセクションの表には、Oracle Database Applianceの様々な構成に関するDATA、RECO、REDOおよびFLASHディスク・グループのサイズが表示されます。

各表の行には、標準または高冗長性レベルの値が示されます。 ディスク・ハードウェアのTB数(1KB=1,000バイト)をデータ・ストレージのTB数(1 KB=1,024バイト)に換算して計算されているため、表に示すディスク容量は変動します。

ストレージ拡張シェルフで計算される領域は、これらの表に示されている領域の約2倍です。

注意:

ストレージ拡張シェルフは、Oracle Database Appliance X6-2-HA、X5-2、X4-2、およびX3-2でのみ使用できます。

表-2 Oracle Database Appliance X5-2およびX6-2-HAの概算データベース・ディスク・グループ・サイズ

サイズ設定 X5-2 (GB)、4TB X5-2 (GB)、8TB X6-2-HA (GB)、8 TB

HDDサイズ

3,816

7,631

7,631

HDD合計

61,056

122,096

122,096

SSD合計(REDOディスク・グループ)

744

744

744

SSD合計(FLASHディスク・グループ)

1,492

1,492

1,492

HDD合計(冗長性)

20,352

40,699

40,699

HDD合計(標準冗長性)

30,528

61,048

61,048

DATAディスク・グループ(冗長性) - 外部バックアップ

15,315

30,626

30,626

RECOディスク・グループ(冗長性) - 外部バックアップ

2,493

4,986

4,986

DATAディスク・グループ(冗長性) - ローカル・バックアップ

7,473

16,407

16,407

RECOディスク・グループ(冗長性) - ローカル・バックアップ

9,906

21,748

21,748

DATAディスク・グループ(標準冗長性) - 外部バックアップ

24,513

49,220

49,220

RECOディスク・グループ(標準冗長性) - 外部バックアップ

4,007

8,013

8,013

DATAディスク・グループ(標準冗長性) - ローカル・バックアップ

12,307

24,610

24,610

RECOディスク・グループ(標準冗長性) - ローカル・バックアップ

15,920

32,623

32,623

REDOディスク・グループ

248

248

248

FLASHディスク・グループ

746

746

746

注意:

  1. 非CDBデータベースの場合、REDOディスク・グループには、50%の空きディスク容量があります。

  2. CDBデータベースの場合、Oracle ACFSマウント・ポイントは、テンプレート・ログ・ファイル・サイズに基づいてCDBデータベースごとに作成されます。 これが単一インスタンス(SI)データベースの場合は、3倍します。 Oracle RACデータベースの場合は、4倍します。

  3. アクセラレータ・ボリューム・サイズは、データベースDATA Oracle ACFSファイル・システム・サイズと共有REPO Oracle ACFSファイル・システム・サイズの0.4%です。

注意:

高冗長性はトリプルミラーリングで、標準冗長性はダブルミラーリングです。 REDOディスク・グループは常に高冗長性です。 FLASHディスク・グループは常に標準冗長性です。

関連項目:

Oracle ASM用のOracle Database Appliance ASMディスク・グループの空き領域の特定の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』のディスク・グループの容量の管理に関する項を参照してください。 このトピックの表には、RAWディスク情報のみが示されています。

使用可能なOracle Database Appliance X5-2のストレージ

この表は、Oracle Database Appliance X5-2のさまざまな構成で使用可能な使用状況ストレージを示しています。

予約済ストレージは、ディスク障害が生じた場合に冗長性を維持するのに必要なASMストレージ容量です。 予備ストレージ容量を使用しても、システムは実行を継続し、ASMミラーリングを介して保護されます。 ただし、第2のディスク障害が生じた場合、システムは非保護および機能低下モードで実行されます。 このためすぐにディスクを交換する必要があります。 ASMディスクグループの空き領域の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。

表-3 Oracle Database Appliance X5-2での3使用可能ストレージ

サイズ設定 RAW値(GB) 予備(GB) 使用可能(GB)

SSD合計(REDOディスク・グループ)

(推定の190,780GBに基づく)

注意を参照してください。

764

191

191

SSD合計(FLASHディスク・グループ)

(推定の3,816GBに基づく)

1,528

382

573

HDDサイズ: 8TB

7,631

外部バックアップ/標準冗長性(86%/14%分割)

DATAディスク・グループ(標準冗長性) - 外部バックアップ

105,003

6,563

49,220

RECOディスク・グループ(標準冗長性) - 外部バックアップ

17,093

1,068

8,013

外部バックアップ/冗長性

DATAディスク・グループ(冗長性) - 外部バックアップ

105,003

13,125

30,626

RECOディスク・グループ(冗長性) - 外部バックアップ

17,093

2,137

4,986

内部バックアップ/標準冗長性(43%/57%分割)

DATAディスク・グループ(標準冗長性) - 内部バックアップ

52,501

3,281

24,610

RECOディスク・グループ(標準冗長性) - 内部バックアップ

69,595

4,350

32,623

内部バックアップ/冗長性

DATAディスク・グループ(冗長性) - 内部バックアップ

52,501

3,281

16,407

RECOディスク・グループ(冗長性) - 内部バックアップ

69,595

4,350

21,748

HDDサイズ: 4TB

(合計: HDD Raw: 59,584GB)

3,816

外部バックアップ/標準冗長性(86%/14%分割)

DATAディスク・グループ(標準冗長性) - 外部バックアップ

52,508

3,282

24,613

RECOディスク・グループ(標準冗長性) - 外部バックアップ

8,548

534

4,007

外部バックアップ/冗長性

DATAディスク・グループ(冗長性) - 外部バックアップ

52,508

6564

15,315

RECOディスク・グループ(冗長性) - 外部バックアップ

8,548

1,068

2,493

内部バックアップ/標準冗長性(43%/57%分割)

DATAディスク・グループ(標準冗長性) - 内部バックアップ

26,254

1,641

12,307

RECOディスク・グループ(標準冗長性) - 内部バックアップ

33,963

2,123

15,920

内部バックアップ/冗長性

DATAディスク・グループ(冗長性) - 内部バックアップ

25,621

3,203

7,473

RECOディスク・グループ(冗長性) - 内部バックアップ

33,963

4,245

9,906

Oracle Database Applianceのストレージについて

データベース・ファイルのストレージには、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)またはOracle Automatic Storage Management Cluster File System (Oracle ACFS)を使用します。

データベース・ファイル・システムはデータベース・ファイルの格納のみに使用され、データベース・データ・ファイル用のDATAファイル・システム、およびアーカイブ・ファイルとバックアップを格納するRECOファイル・システムが含まれます。 Oracle Database Applianceでは、Oracle ACFSおよびOracle ASMのデータ・ファイル・ストレージをサポートしています。 データベースを作成するときに、データベース・ストレージのタイプを決定します。

Oracle ASMデータベース・ストレージについて

Oracle ASMでは、データベース・データ・ファイルはDATAディスク・グループに格納されます。 Redoおよびアーカイブ・ファイルはRECOディスクグループに属します。

Oracle ACFSデータベース・ストレージについて

Oracle ACFSでは、データ・ファイルを格納するデータベースごとにDATAディスク・グループからOracle ACFSファイル・システムが作成され、すべてのデータベースのREDOおよび高速リカバリ領域用にRECOディスク・グループからOracle ACFSファイル・システムが作成されます。

Oracle ACFSマウント・ポイントおよび記憶領域

Oracle Database ApplianceのOracle ASM Cluster File System (ACFS)のマウント・ポイントについて示します。

データベース作成時にデータベース・ストレージとしてOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)を選択した場合、Oracle ASM Cluster File System (ACFS)は作成されません。 すべてのファイルはOracle ASMディスクグループに属します。

データベース・ストレージにOracle ACFSを選択すると、各データベースには個別のOracle ACFSマウント・ポイントが確保されます。

  • DATAディスクグループ: /u02/app/oracleuser/oradata/db_name

  • RECOディスクグループ: /u03/app/oracleuser.

Oracle ACFSでは、次のファイル・システムが作成されます。

  • 各データベースに+DATAディスクグループから100G ACFSが作成されます。 このOracle ACFSは必要に応じて領域を自動的に拡張します。

  • +RECOディスクグループの25%で共通のOracle ACFSが自動拡張付きで作成されます。 このファイル・システムは、すべてのデータベースに対する高速リカバリ領域およびRedoログに使用されます。

表 -4 Oracle ACFSマウント・ポイントおよび関連Oracle ASMディスク・グループおよびボリューム情報

ファイル・システム Oracle ASMディスク・グループ Oracle ASM動的ボリューム マウント・ポイント

DATA

+DATA

/dev/asm/datdbname-nnn

例: /dev/asm/datodacn-123

/u02/app/oracleuser/oradata/dbname

例: /u02/app/example/oradata/odacn

RECO

+RECO

/dev/asm/reco-nn

/u03/app/oracleuser

fast_recovery_areaおよびredoログに対するこのマウント・ポイントは、すべてのデータベースによって共有されます。

fast_recovery_areaの場合、パスは次のようになります。: /u03/app/oracleuser/fast_recovery_area/db_name

Redoログの場合のパス: /u03/app/oracleuser/redo/db_name

例-1 Oracle ACFSストレージ領域

Oracle ACFSファイル・システムが作成されると、当初はアプライアンス内のすべての記憶域が消費されるわけではありません。 追加のリポジトリのために、または場合によってはOracle ASMに直接格納されるデータベース・ファイルのために領域を残しています。 次の例に示すように、オペレーティング・システム・コマンドdf -kを実行して、ファイル・システム内の使用可能な記憶領域を確認できます。

# df -k 
Filesystem                            1K-blocks   Used         Available  Use%   Mounted on 
/dev/mapper/VolGroupSys-LogVolRoot    30963708    14203568     15187276   49%     / 
tmpfs                                 65952292      647800     65304492    1%     /dev/shm 
/dev/sda1                               495844       43872       426372   10%     /boot 
/dev/mapper/VolGroupSys-LogVolOpt     61927420    18594420     40187272   32%     /opt 
/dev/mapper/VolGroupSys-LogVolU01    103212320    49621560     48347880   51%     /u01 
/dev/asm/reco-62                      76546048     1469676     75076372    2%     /u03/app/oracle
/dev/asm/datrdb2-268                 104857600     3872368    100985232    4%     /u02/app/oracle/oradata/rdb2
/dev/asm/datndb11-268                104857600      247160    104610440    1%     /u02/app/oracle/oradata/ndb11
/dev/asm/datndb12-268                104857600      247160    104610440    1%     /u02/app/oracle/oradata/ndb12

Oracle ACFS領域管理

Oracle ACFSファイル・システムは、Oracle Database Applianceでのデータベースの作成時に自動的に作成されます。

データベース・ストレージにOracle ACFSを使用すると、次のものが作成されます。

  • 各データベースに+DATAディスクグループから100G ACFSが作成されます。 このOracle ACFSは必要に応じて領域を自動的に拡張します。

  • +RECOディスクグループの25%で共通のOracle ACFSが自動拡張付きで作成されます。 このファイル・システムは、すべてのデータベースに対する高速リカバリ領域およびRedoログに使用されます。

Oracle ACFSファイル・システムが作成されると、当初はアプライアンス内のすべての記憶域が消費されるわけではありません。 追加のリポジトリのために、または場合によってはOracle ASMに直接格納されるデータベース・ファイルのために領域を残しています。 次の例に示すように、オペレーティング・システム・コマンドdf -kを実行して、ファイル・システム内の使用可能な記憶領域を確認できます。

# df -k 
Filesystem                            1K-blocks   Used         Available  Use%   Mounted on 
/dev/mapper/VolGroupSys-LogVolRoot    30963708    14203568     15187276   49%     / 
tmpfs                                 65952292      647800     65304492    1%     /dev/shm 
/dev/sda1                               495844       43872       426372   10%     /boot 
/dev/mapper/VolGroupSys-LogVolOpt     61927420    18594420     40187272   32%     /opt 
/dev/mapper/VolGroupSys-LogVolU01    103212320    49621560     48347880   51%     /u01 
/dev/asm/reco-62                      76546048     1469676     75076372    2%     /u03/app/oracle
/dev/asm/datrdb2-268                 104857600     3872368    100985232    4%     /u02/app/oracle/oradata/rdb2
/dev/asm/datndb11-268                104857600      247160    104610440    1%     /u02/app/oracle/oradata/ndb11
/dev/asm/datndb12-268                104857600      247160    104610440    1%     /u02/app/oracle/oradata/ndb12