C ODI SAPコンポーネントのアンインストール

この付録では、ODIのコンポーネントをSAPシステムからアンインストールする方法を説明します。

ODI接続をSAPシステムから削除する場合、この項で説明するステップに従ってください。

これによって、生成された抽出プログラムを含むすべてのコンポーネントが削除されることに注意してください。

ODI SAPコンポーネントの更新

初回インストール時に、TRではいくつかのODIオブジェクトがSAPシステムにインストールされます。このインストールは、2つの部分(ベース・オブジェクトおよびRFC)で構成されています。このようなフル・インストールでは、ODI SAPオブジェクトがSAPシステムにインストールされていないことが必要です。必要に応じて、「ODI SAPコンポーネントのアンインストール」を参照してください。

SAPシステムにインストール済のODIオブジェクトが、RKM SAP ERPバージョン34以降/ RKM SAP BWバージョン25以降でインストールされたものである場合、ベース・オブジェクトを再インストールする必要はなく、RFCのみを更新すれば十分です。RKMオプションUPLOAD_ABAP_BASEfalseに、RKMオプションUPLOAD_ABAP_CODEtrueに設定してリバース・エンジニアリングを実行することで、RFCを再インストールできます。

ODI SAPコンポーネントのアンインストール

より新しいODI SAP Connectorリリースにアップグレードする、またはODI接続を永久に削除する手順は次のとおりです。

  1. SAP GUIを起動します。
  2. アンインストールするSAPシステムに接続します。
  3. トランザクションSE80に進みます。
  4. ドロップダウン・ボックスからパッケージまたは開発クラスのオプションを選択します。
  5. パッケージまたは開発クラスのフィールドにZODI_RKM_PCKGを入力します。旧式のインストールの場合、パッケージ名はZODI_DEVCLASSです。
  6. オブジェクト名のタブの下にあるZODI_RKM_PCKGオブジェクトを右クリックします。
  7. ドロップダウン・メニューで「Delete」を選択し、その開発クラスを削除します。

    開発クラスを個別に削除できない場合は、内部のすべてのオブジェクトを1つずつ削除します。含まれている関数グループについては、関数グループの関数モジュールを個別に削除するのではなく、必ずまとめて削除してください。すべてのオブジェクトが削除されたら、開発クラス自体を削除します。

  8. トランザクションSE10に進みます。「Modifiable」および「Workbench Requests」を選択します。「表示」をクリックします。
  9. ODIオブジェクトのあるトランスポート・リクエストを選択し、これらを解放します。
  10. ステップ3からステップ7までを繰り返し、開発クラスを削除します。
  11. トランザクションSE01に進みます。「Modifiable」および「Workbench Requests」を選択します。「表示」をクリックします。ZODI_RKM_PCKGを持つトランスポート・リクエストを解放します。
  12. パッケージZODI_LKM_PCKGについてステップ4から11までを繰り返します。