16 コンソール
Oracle Data Integratorのコンソールとその使用方法について学習します。
Oracle Data Integratorコンソールとは
Oracle Data Integratorコンソールについて学習します。
ビジネス・ユーザー(および開発者、管理者、オペレータ)にはOracle Data Integrator (ODI)リポジトリに対する読取りアクセス権限があり、ODIコンソールと呼ばれるWebベースのUIを使用して、トポロジ構成および本番操作を実行できます。このWebアプリケーションは、Oracle WebLogicなどのJava EEアプリケーション・サーバーにデプロイできます。ODIにはプラグインに加え、Oracle Enterprise Manager Cloud ControlおよびOracle Fusion Middleware Controlコンソールと統合されるJava EEおよびスタンドアロン・エージェントを管理およびモニターするためのODIコンソールが用意されています。これを使用すると、ODIコンポーネントおよびセッションの詳細にドリルダウンできます。ODIのFusion Middleware Control拡張には必須です。この拡張によってドメイン内のODIコンポーネントを検出および表示するには、ODIコンソールがインストールおよび構成されている必要があります。
- 管理者は、これを使用して、リポジトリの作成とインポート、およびトポロジの構成を行います。
- 本番オペレータは、これを使用して、シナリオとロード計画の管理、セッションとロード計画実行のモニター、およびODIで生成されたエラー表の内容の管理を実行できます。
- ビジネス・ユーザーおよび開発者は、これによって開発アーティファクトを参照します。この作業には、たとえばデータ系統機能やフロー・マップ機能を使用します。
『Oracle Data Integratorの管理』のOracle Data Integratorコンソールの概要に関する項を参照してください。
Oracle Data Integratorコンソールの使用
Oracle Data Integratorコンソールを使用する方法について学習します。
- Webブラウザを開き、ODIコンソールがインストールされているURLに接続します。次に例を示します。
ここで、server_nameは、ODIコンソールがインストールされているサーバーの名前またはIPアドレスを表します。http://server_name:8001/odiconsole/
- 「リポジトリ」リストに移動し、接続するマスター・リポジトリまたは作業リポジトリに対応するリポジトリ接続を選択します。
- 「ユーザーID」および「パスワード」を指定します。
- 「サインイン」をクリックします。
オブジェクトを作成、編集、削除または表示できます。シナリオをインポート/エクスポートおよび実行し、セッションを停止して再起動できます。ロード計画のインポート/エクスポート、実行、および停止と起動が可能です。ODIの一般的な管理操作も実行できます。
『Oracle Data Integratorの管理』のOracle Data Integratorコンソールの使用に関する項を参照してください。