手動で関数を作成
文字やその他のExcelの機能制限については、Microsoftのドキュメントとサポート・サイトを参照してください。
手動で関数を作成するには:
例24-1 構文のガイドライン
個々の関数の構文については、「関数の説明」を参照してください。
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共有接続を使用するには、WSFN識別子を関数に追加する必要があります。これは、接続文字列とともに作業領域関数を指定します。 形式は次のとおりです:
"WSFN|ProviderType|Server|Application|Database","POV"
たとえば、Oracle Essbaseデータソースへの共有接続のHsGetValue関数では、次のようにWSFN識別子と接続文字列が関数に追加されます:
=HsGetValue("WSFN|Essbase|myserver|Sample|Basic","Market#South")
ProviderType
には、大文字と小文字を区別する次の文字列のいずれかを使用します:-
Essbase
(Essbase オンプレミスのみ。Oracle Analytics Cloud - Essbaseにはプライベート接続構文が必要) -
HFM
(for Oracle Hyperion Financial Management) -
HP
(for Oracle Hyperion Planning, 「プランニング」, 「プランニング・モジュール」, Oracle Financial Consolidation and Close Cloud, Oracle Tax Reporting Cloud )
Financial Managementの場合、
Database
パラメータは省略するか、Application
パラメータと同じにすることができます。 一貫性を保つため、Database
パラメータのアプリケーション名を入力することをお薦めします。 -
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プライベート接続パラメータは、次の値を持つことができます:
-
Empty: デフォルトの接続
-
HsActive: アクティブな関連接続
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プライベート接続のユーザー定義名
プライベート接続を指定する場合は、POVの前に接続する必要があります。
-
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POVはdimension#memberのペアで構成されます。たとえば、次のようになります。
Entity#Connecticut
-
親子関係はピリオド(
.
)で指定します。例えば:Entity#UnitedStates.Maine
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接続と各POV dimension#memberのペアは、それぞれのパラメータを引用符で囲んで(
"
)、コンマで区切って(,
)別々の関数パラメータに分割できます。例えば:"My_connection","Entity#UnitedStates","Account#Sales"
あるいは、POV全体を引用符(
"
)で囲み、各dimension#memberペアをセミコロン(;
)で区切って、コンマ(,
)でPOVから分離することもできます。例えば:"My_connection","Entity#UnitedStates;Account#Sales"