10.5 推奨されるManagerパラメータの使用

次のパラメータはManagerプロセスではオプションですが、使用することをお薦めします。

  • AUTOSTART: Managerの起動時にExtractプロセスおよびReplicatプロセスを起動します。このパラメータはクラスタ構成では必須であり、システムの起動後ただちにOracle GoldenGateアクティビティを開始する必要がある場合に便利です。(Managerが起動ルーチンの一部であることが必要です。)同じパラメータ・ファイルで複数のAUTOSTART文を使用できます。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』AUTOSTARTに関する項を参照してください。

  • AUTORESTART: 異常終了の後にExtractプロセスおよびReplicatプロセスを再起動します。このパラメータはクラスタ構成では必須ですが、どのような構成でも処理を確実に継続するのに便利です。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』AUTORESTARTに関する項を参照してください。

  • PURGEOLDEXTRACTS: Oracle GoldenGateによる処理が終了した証跡ファイルを消去します。PURGEOLDEXTRACTSを使用しない場合、消去は実行されないため、証跡ファイルが大量のディスク領域を消費する可能性があります。最適な結果を得るため、PURGEOLDEXTRACTSはExtractパラメータやReplicatパラメータとしてではなく、Managerパラメータとして使用してください。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』PURGEOLDEXTRACTSに関する項を参照してください。

  • STARTUPVALIDATIONDELAY | STARTUPVALIDATIONDELAYCSECS: Managerがプロセスの実行ステータスを検証するまでの遅延時間を設定します。起動時に検証を行うことで、Oracle GoldenGateユーザーは、エラー・メッセージやプロセス・レポートが生成される前に、失敗したプロセスを認識できます。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』STARTUPVALIDATIONDELAYCSECSに関する項を参照してください。