MA用のOUIを使用した対話型インストールの実行

対話型インストールでは、必要なインストール情報を求めるグラフィカル・ユーザー・インタフェースが提供されます。

次の手順は新規インストールおよびアップグレードに適用されます。

  1. Oracle GoldenGateをインストールする一時ステージング・ディレクトリを作成します。たとえば、mkdir /u01/stage/oggscです。
  2. インストール用のZIPファイルを一時ステージング・ディレクトリに解凍します。次に例を示します:

    unzip ./fbo_ggs_Linux_x64_services.zip -d ./temp directory

  3. ディレクトリを展開して、fbo_ggs_Linux_x64_services_shophome/Disk1/runInstallerプログラムをUNIXまたはLinuxで実行します。
    OUIインストール・ウィザードが起動されます。
  4. 「インストール・オプションの選択」ページで、目的の環境に応じたOracle Databaseのバージョンを選択し、「次へ」をクリックして続行します。
  5. 「インストール詳細の指定」ページで、次を指定します。
    • 「ソフトウェアの場所」には、Oracle GoldenGateソフトウェアをインストールする場所を指定します。インストールの完了後、これがOracle GoldenGateホーム(OGG_HOME)になります。$OGG_HOME環境変数を設定した場合、これは表示されるパスにする必要があります指定したディレクトリは、Oracle中央インベントリの登録済のホームにはできません。

    • 「次」をクリックします。

  6. 「サマリー」ページで、インストールに十分な領域があり、インストールの選択が正しいことを確認します。
    • (オプション)「レスポンス・ファイルの保存」をクリックして、インストール情報をレスポンス・ファイルに保存します。このファイルを入力として使用して、コマンドラインからインストーラを実行し、他のシステムで成功したインストールの結果を複製します。このファイルを編集、またはテンプレートから新しいファイルを作成できます。

    • 「インストール」をクリックしてインストールを開始するか、「戻る」をクリックして戻り、入力指定を変更します。既存のOracle GoldenGateインストールをアップグレードする際、OUIではソフトウェアの場所にファイルまたはディレクトリがあると示されます。「はい」をクリックして続行します。

    • 中央インベントリ・ディレクトリを作成すると、INVENTORY_LOCATION/orainstRoot.shスクリプトを実行するように求められます。このスクリプトは、rootオペレーティング・システム・ユーザーとして実行されます。このスクリプトでは、インベントリ・データが確立され、インストールされるOracle製品ごと(この場合はOracle GoldenGate)にサブディレクトリが作成されます。

    インストールが終了すると、通知されます。
  7. 「閉じる」をクリックしてインストールを完了します。