2.91 UNDELETE MASTERKEY
UNDELETE MASTERKEYコマンドでは、マスター・キーのバージョンの削除マークを解除します。これによりPURGE WALLETコマンドが使用されてもそのバージョンは保持されます。UNDELETE MASTERKEYコマンドごとに、1つのバージョンのみマークを解除できます。マスター・キーのバージョンを削除用にマークするには、「DELETE MASTERKEY」を参照してください。
このコマンド、またはウォレット内のマスター・キーを追加、更新、または削除するコマンドを使用する前にOPEN WALLETコマンドを使用する必要があります。
ウォレットとマスター・キーの使用は、DB2 for i、DB2 z/OSおよびNonStopプラットフォームではサポートされません。
例
このコマンドは、マスター・キーのバージョン3の削除用マークを解除し、示されているようなメッセージを返します。
UNDELETE MASTERKEY VERSION 3
Version 3 of Masterkey 'OGG_DEFAULT_MASTERKEY' undeleted from wallet
at location './ wallet'.
または
UNDELETE MASTERKEY VERSION 3
Version 3 of Masterkey 'OGG_DEFAULT_MASTERKEY' undeleted from wallet at location './dirwlt'.親トピック: 共通コマンドライン・インタフェースのコマンド