列データ
Oracle GoldenGateでは、データが次のタイプの列に格納されている場合、文字セット間での列データの変換がサポートされます。
-
文字型の列:
CHAR/VARCHAR/CLOB
から別の文字セットのCHAR/VARCHAR/CLOB
への変換、およびCHAR/VARCHAR/CLOB
とNCHAR/NVARCHAR/NCLOB
との間の変換。 -
文字列ベースの数値および日時データを含む列。z/OSのEBCDICデータとz/OS以外のASCIIデータの間では、これらの列の変換が実行されます。このデータのASCII版とASCII版の間、およびEBCDIC版とEBCDIC版の間では、データに互換性があるため、変換は実行されません。
ノート:
Oracle GoldenGateでは、
0001-01-03 00:00:00
から9999-12-31 23:59:59
までのタイムスタンプ・データがサポートされます。タイムスタンプがGMTからローカル時間に変換されると、これらの制限も変換後のタイムスタンプに適用されます。ゼロの月、ゼロの日のフィールドまたはすべてゼロの日付の値はサポートされていません。たとえば、0000-00-00 00:00:00などの値や、ゼロの月またはゼロの日のフィールドを含む任意の日付値はサポートされていません。
列データの文字セット変換は、ReplicatのMAP
パラメータのCOLMAP
句またはUSEDEFAULTS
句のソース列とターゲット列との直接マッピングに限定されています。直接マッピングは、ストアド・プロシージャや列変換関数を使用しない、名前から名前へのマッピングです。Replicatは、文字セット変換を実行します。Extractやデータ・ポンプでは変換は実行されません。