データ・ポンプの構成

次のステップでは、ローカル証跡を読み取り、データをネットワーク経由でリモート証跡に送信するデータ・ポンプを構成します。

  1. ソース・システムのGGSCIで、データ・ポンプ・パラメータ・ファイルを作成します。
    EDIT PARAMS name

    説明: nameは、データ・ポンプExtractグループの名前です。

  2. 次に示す順序でデータ・ポンプ・パラメータを入力します。パラメータ文ごとに新しい行を開始します。入力変数は異なるものになります。次の表の説明を参照してください。

    データ・ポンプExtractグループの基本パラメータ:

    EXTRACT extpump
    SOURCEDB FINANCE USERID ogg, PASSWORD AACAAAAAAAAAAA, BLOWFISH ENCRYPTKEY mykey
    RMTHOST fin1, MGRPORT 7809
    RMTTRAIL /ggs/dirdat/rt
    TABLE hr.*;
    
    パラメータ 説明
    EXTRACT group

    group nameは、データ・ポンプの名前です。

    SOURCEDB database USERID user, PASSWORD password, BLOWFISH ENCRYPTKEY keyname

    データベース接続情報を指定します。

    • SOURCEDBでは、デフォルトのDB 2 for iデータベースを指定します。

    • USERIDでは、Extractデータベース・ユーザー・プロファイルを指定します。

    • PASSWORDでは、ENCRYPT PASSWORDコマンドで暗号化されたユーザーのパスワードを指定します。PASSWORDキーワードの後に、暗号化されたパスワードを入力するか、貼り付けます。

    • BLOWFISH ENCRYPTKEY keynameでは、ローカルENCKEYSファイルの参照キーの名前を指定します。

    DECRYPTTRAIL BLOWFISH

    入力証跡を復号化します。

    RMTHOST hostname, MGRPORT portnumber
    • RMTHOSTでは、ターゲット・システムの名前またはIPアドレスを指定します。

    • MGRPORTでは、ターゲットでManagerが実行されるポートの番号を指定します。

    ENCRYPTTRAIL BLOWFISH

    Blowfish暗号化でリモート証跡を暗号化します。

    RMTTRAIL pathname

    リモート証跡のパス名を指定します。

    TABLE schema.object;
    TABLE library/file;
    TABLE library/file(member);

    処理する表を指定します。

    TABLE文はセミコロンで終えます。

    ワイルドカード指定から表を除外するには、TABLE文の後にTABLEEXCLUDEパラメータを使用します。

  3. このマニュアルの他の箇所で推奨されているオプションのExtractのパラメータや『Oracle GoldenGateリファレンス』Extractパラメータの概要に関する項に示されているその他のパラメータを入力します。
  4. ファイルを保存して閉じます。