- Oracle GoldenGateクラシックのドキュメント
- 準備
- Oracle GoldenGate Classic Architectureのデータベースの準備
- Db2 for i
- DB2 for iのためのOracle GoldenGateの構成
- DB2 for iから変更を取得するためのExtractの構成
- データ・ポンプの構成
データ・ポンプの構成
次のステップでは、ローカル証跡を読み取り、データをネットワーク経由でリモート証跡に送信するデータ・ポンプを構成します。
- ソース・システムのGGSCIで、データ・ポンプ・パラメータ・ファイルを作成します。
EDIT PARAMS
name
説明:
name
は、データ・ポンプExtractグループの名前です。 - 次に示す順序でデータ・ポンプ・パラメータを入力します。パラメータ文ごとに新しい行を開始します。入力変数は異なるものになります。次の表の説明を参照してください。
データ・ポンプExtractグループの基本パラメータ:
EXTRACT extpump SOURCEDB FINANCE USERID ogg, PASSWORD AACAAAAAAAAAAA, BLOWFISH ENCRYPTKEY mykey RMTHOST fin1, MGRPORT 7809 RMTTRAIL /ggs/dirdat/rt TABLE hr.*;
パラメータ 説明 EXTRACT
group
group name
は、データ・ポンプの名前です。SOURCEDB database USERID user, PASSWORD password, BLOWFISH ENCRYPTKEY keyname
データベース接続情報を指定します。
-
SOURCEDB
では、デフォルトのDB 2 for iデータベースを指定します。 -
USERID
では、Extractデータベース・ユーザー・プロファイルを指定します。 -
PASSWORD
では、ENCRYPT PASSWORD
コマンドで暗号化されたユーザーのパスワードを指定します。PASSWORD
キーワードの後に、暗号化されたパスワードを入力するか、貼り付けます。 -
BLOWFISH ENCRYPTKEY
keyname
では、ローカルENCKEYS
ファイルの参照キーの名前を指定します。
DECRYPTTRAIL BLOWFISH
入力証跡を復号化します。
RMTHOST hostname, MGRPORT portnumber
-
RMTHOST
では、ターゲット・システムの名前またはIPアドレスを指定します。 -
MGRPORT
では、ターゲットでManagerが実行されるポートの番号を指定します。
ENCRYPTTRAIL BLOWFISH
Blowfish暗号化でリモート証跡を暗号化します。
RMTTRAIL pathname
リモート証跡のパス名を指定します。
TABLE schema.object; TABLE library/file; TABLE library/file(member);
処理する表を指定します。
TABLE
文はセミコロンで終えます。ワイルドカード指定から表を除外するには、
TABLE
文の後にTABLEEXCLUDE
パラメータを使用します。 -
- このマニュアルの他の箇所で推奨されているオプションのExtractのパラメータや『Oracle GoldenGateリファレンス』のExtractパラメータの概要に関する項に示されているその他のパラメータを入力します。
- ファイルを保存して閉じます。