Replicatの作成
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GGSCIで、Replicatパラメータ・ファイルを作成します。
EDIT PARAMS repnm
この例で、
repnm
はReplicatの名前です。クラシックReplicatの場合、名前の長さが英数字8文字を超えることはできません。調整Replicatの場合、名前の長さを英数字5文字以下にする必要があります。 -
次に示す順序でReplicatパラメータを入力します。パラメータ文ごとに新しい行を開始します。
クラシックReplicatの基本的なパラメータの例:
REPLICAT repnm TARGETDB dsn_name USERIDALIAS alias BATCHSQL GETTRUNCATES MAP schema.object, TARGET schema.object;
調整Replicatの基本パラメータの例は、次のとおりです。REPLICAT repnm TARGETDB dsn_name USERIDALIAS alias BATCHSQL GETTRUNCATES MAP schema.object1, TARGET schema.object1, THREAD (1); MAP schema.object2, TARGET schema.object2, THREAD (2); MAP schema.object3, TARGET schema.object3, THREAD (3);
パラメータ 説明 REPLICAT repnm
repnm
はReplicatの名前であり、クラシックReplicatの場合は長さが英数字8文字を超えることはできず、調整Replicatの場合は英数字5文字以下にする必要があります。詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスのREPLICATを参照してください。TARGETDB dsn_name
データベース接続DSNの名前を指定します。
USERIDALIAS alias
Replicatに割り当てられているユーザーのデータベース・ログイン資格証明のエイリアスを指定します。この資格証明は、Oracle GoldenGate資格証明ストアに存在する必要があります。詳細は、「Oracle GoldenGate資格証明の確立」を参照してください。
BATCHSQL
GETTRUNCATES
トランザクションのバッチ処理および切捨て操作のレプリケーションをサポートする、Replicatのオプションのパラメータ。
MAP schema.object, TARGET schema.object;
または
MAP schema.*, TARGET schema.*;
ソース表と対応するターゲット・オブジェクトの間の関係を指定します。-
MAP
は、ソース表または表のワイルドカードを使用した表のセットを指定します。 -
TARGET
は、ターゲット表または表のワイルドカードを使用した表のセットを指定します。 -
schema
は、スキーマ名またはスキーマのワイルドカード・セットです。 -
object
は表名またはワイルドカードを使用した表のセットです。 -
THREAD
は、特定の調整Replicatスレッドに表操作を割り当てます。パラメータ文はセミコロンで終了します。
ワイルドカード指定からオブジェクトを除外するには、
MAPEXCLUDE
パラメータを使用します。データのフィルタリング、マッピングおよび操作を制御するその他のオプションとその詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』の
MAP
に関する項を参照してください。
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構成に推奨されるオプションのReplicatパラメータを入力します。このファイルは、
EDIT PARAMS
コマンドを使用して処理を開始する前にいつでも編集できます。 -
保存してファイルを閉じます。
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この例では、Replicatを調整Replicatとして追加します。
GGSCI> ADD REPLICAT repnm, COORDINATED, EXTTRAIL ./dirdat/ep, CHECKPOINTTABLE ggadmin.oggcheck
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Replicatを起動します。