プロシージャ・レプリケーションの機能のフィルタリング
プロシージャとパッケージのうち、プロシージャ・レプリケーションのために含めるものまたは除外するものを指定できます。
機能グループを使用して、サポートされるパッケージとプロシージャをグループ化します。INCLUDE
またはEXCLUDE
キーワードを指定してプロシージャ・パラメータを使用し、プロシージャ・レプリケーションのための機能をフィルタできます。
プロシージャ・パラメータでは、INCLUDE
またはEXCLUDE
によってフィルタリング句の開始が指定されます。レプリケートするプロシージャ(INCLUDE
)またはフィルタにより除外するもの(EXCLUDE
)を指定します。フィルタリング句にはINCLUDE ALL_SUPPORTED
またはEXCLUDE ALL_SUPPORTED
キーワードを含め、その後にプロシージャ・パラメータの他のフィルタリング・オプションの有効な組合せを追加する必要があります。EXCLUDE
フィルタは、同じ基準を含むINCLUDE
フィルタより優先されます。
ノート:
Oracle Streamsアドバンスト・キューイング(AQ)プロシージャをレプリケートする場合、パラメータ・ファイルで次のようにRULE
オプションを使用する必要があります。
PROCEDURE INCLUDE FEATURE ALL_SUPPORTED
または
PROCEDURE INCLUDE FEATURE AQ, RULE
RULE
オプションを付けずにPROCEDURE INCLUDE FEATURE AQ
を使用しないでください。
Extractで、システムが提供するすべてのパッケージを含めます。
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ソース・データベースでExtractに接続します。
EXTRACT edba
USERIDALIAS admin_dbA DOMAIN ORADEV
-
新しい証跡ファイルを作成します。
EXTTRAIL ea
-
有効になっていない場合は、プロシージャ・レプリケーションを有効にします。
TRANLOGOPTIONS INTEGRATEDPARAMS (ENABLE_PROCEDURAL_REPLICATION Y)
-
プロシージャ・レプリケーションのフィルタを含めます。
PROCEDURE INCLUDE FEATURE ALL_SUPPORTED
これで、プロシージャ・レプリケーションのために、システムが提供するすべてのパッケージが含まれました。
Replicatで特定のパッケージを除外する手順:
-
ターゲット・データベースのReplicatに接続します。
REPLICAT rdba
USERIDALIAS admin_dbBDOMAIN ORADEV
-
プロシージャ・レプリケーションのフィルタを含めます。
PROCEDURE EXCLUDE FEATURE RLS
これで、プロシージャ・レプリケーションのために特定のパッケージが正常に除外されました。