サポートされていないオブジェクトおよび操作

Oracle GoldenGate for MySQLでは次のオブジェクトおよび操作はサポートされていません。

  • 非表示列

  • Oracle GoldenGateのBATCHSQL機能

  • 初期ロード中の配列フェッチ

  • 次の文字セットはサポートされていません。

    • ULIB_CS_ARMSCII8 /* American National 166-9 */
    • ULIB_CS_GEOSTD8 /* Geogian Standard */
    • ULIB_CS_KEYBCS2 /* Kemennicky MS-DOS
  • FETCHMOCOLSおよびFETCHMODCOLEXCEPT TABLEオプションを使用したNLS LOBデータの取得は、DDLが有効な場合はサポートされません。

  • 表の名前の変更。

  • ストアド・プロシージャ内のDDL文はサポートされません。

  • Oracle GoldenGateインストール・サーバーのタイムゾーンがソース・データベース・サーバーのタイムゾーンと一致しない場合、ターゲット・データベースに送信されるTIMESTAMPデータはソース・データベースのものと異なります。Oracle GoldenGate Microservicesインストールの場合、タイムゾーンが同じかどうかに関係なく、ExtractはタイムゾーンをUTCに解決します。次の問合せを実行して、ソース・データベースのタイムゾーンを確認します。

    select @@system_time_zone; 

    これにより、PDTなどのタイムゾーン値が返されます。

    TZというOracle GoldenGateのセッション変数を作成し、データベースのタイムゾーン値と同じ値に設定します。

  • ビューとの間の抽出およびレプリケーションはサポートされていません。

  • スレーブによって適用されるトランザクションは、スレーブのbinlogではなくリレー・ログに記録されます。スレーブがマスターから受け取るトランザクションをbinlogに書き込むには、my.cnfでlog slave-updatesオプションを1に指定して、レプリケーション・スレーブを起動する必要があります。これ以外に、他のバイナリ・ログ・パラメータも設定する必要があります。 マスターのトランザクションがスレーブのbinlogに書き込まれた後で、スレーブに対して通常のキャプチャを設定し、スレーブのbinlogをキャプチャして処理できます。