SQL Serverについてサポートされていないオブジェクトおよび操作

次のオブジェクトと操作はサポートされていません。

  • ソース・データベースの場合に、SQL Serverチェンジ・データ・キャプチャではサポートされない操作(TRUNCATE文など)。SQL Serverチェンジ・データ・キャプチャを有効にすることで制限される操作の完全なリストは、Microsoft SQL Serverのドキュメントを参照してください。

  • SQL ServerのためのOracle GoldenGateは、SQL ServerのDDLの変更のキャプチャと配信をサポートしていません。また、ソースおよびターゲットでOracle GoldenGateのプロセスが表レベルDDLの変更を処理するには、表の索引の再構成操作を含め、追加のステップが必要になります。

  • ビューはサポートされていません。

  • TextCopyユーティリティ、WRITETEXT文およびUPDATETEXT文による操作。これらの機能は、データベースによってログに記録されない操作か、一部のみログに記録される操作を実行するため、Extractプロセスではサポートできません。

  • パーティションの物理レイアウトが複数あるパーティション表

  • ソース表に対するパーティション・スイッチ。SQL Serverチェンジ・データ・キャプチャでは、パーティション・スイッチがDDL操作として扱われ、パーティション間で移動したデータはCDC表に記録されないため、表のサプリメンタル・ロギングを有効化している場合は、「表レベルDDLの変更の要件」の手順に従って手動でパーティション・スイッチを実装する必要があります。

  • SQL Serverのチェンジ・データ・キャプチャの制限により、データベース照合と列レベル照合が異なっていると、文字データのCDC表に誤ったデータが書き込まれることがあり、ExtractはCDC表に書き込まれたときのデータをキャプチャするようになります。ASCII以外のデータを含む列にNVARCHARNCHARまたはNTEXTデータ型を使用するか、データベースと同じ表列の照合を使用することをお薦めします。詳細は、About Change Data Capture (SQL Server)を参照してください。

  • SQL Serverのチェンジ・データ・キャプチャの制限により、SQL Serverチェンジ・データ・キャプチャ・エージェントではNOOPUPDATESがキャプチャされないため、no-op更新操作についてExtractがキャプチャするレコードはありません。

  • 一時表は、Change Data Captureを有効にするためにサポートされていないため、ソース実装のExtract用には構成できません。