Oracle GoldenGateセキュリティ権限
この項では、Oracle GoldenGateがソースDB2 for iシステムおよびWindowsまたはLinuxターゲット・システムで必要とするセキュリティ権限について概説します。
サブディレクトリを作成する処理やプログラムを実行する処理を実行するため、Oracle GoldenGateをインストールするユーザーに、Oracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに対する読取りと書込みの権限が必要です。Windowsシステムでは、Oracle GoldenGateをインストールするユーザーは管理者としてログインする必要があります。
Manager、ReplicatおよびCollector (プログラム名は"server
")がアクティブです。Managerは、他のプロセスを制御し、受信データを受け取るCollectorと対話します。Replicatは、ODBCを介してターゲットDB2 for iデータベースにデータを適用します。
Oracle GoldenGateプロセスに、Oracle GoldenGate専用のユーザー・アカウントを割り当てます。他のプログラムでは使用できません。1つのユーザー・アカウントをすべてのOracle GoldenGateプロセスで使用できます。このアカウントには、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリ内のファイルおよびディレクトリの読取り、書込みおよび削除権限が必要です。
Extractユーザー・プロファイルに必要な権限がない場合、Extractは次のエラーを記録して停止します。
[SC=-1224:SQL1224N A database agent could not be started to service a request, or was terminated as a result of a database system shutdown or a force command.SQL STATE 55032: The CONNECT statement is invalid, because the database manager was stopped after this application was started]
ユーザー・プロファイルは、パラメータ・ファイルを構成するときに、USERID
パラメータで指定する必要があります。また、データベースを操作するGGSCIコマンドを発行する前に、DBLOGIN
コマンドで指定する必要があります。
ユーザープロファイルとセキュリティ権限の詳細は、ユーザー・プロファイルとセキュリティ権限を参照してください。