Oracle Spatialオブジェクト
SDO_GEORASTER
オブジェクト型の列が1つ以上含まれている表をOracleソースからOracleターゲットにレプリケートするには、それらが正しく処理されるよう、次の手順に従ってOracle GoldenGateを構成します。
ターゲットのGeoRaster表のアクティブなトリガーによって生じるラスター表のエラーを処理する適切な方法は、DISCARD
を指定してREPERROR
を使用し、エラーをトリガーした、カスケードされた削除を破棄します。ターゲットのGeoRaster表のトリガーによって、ラスター・データ表に対して削除が実行されるため、レプリケートされた削除は不要です。
MAP geo.st_rdt, TARGET geo.st_rdt, REPERROR (-1403, DISCARD) ;
エラー処理の監査証跡を保持する必要がある場合は、REPERROR
とEXCEPTION
を使用して例外処理を呼び出します。この場合、例外表を作成して、次のようにソースのラスター・ターゲット表に2回マップします。
-
1回目は実際のターゲットのラスター・データ表(1403エラーを処理する
REPERROR
を使用)。 -
2回目は例外表で、
COLMAP
句を使用して1403エラーとその他の関連する情報をキャプチャします。
例外表の使用の詳細は、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。
REPERROR
オプションの詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。