DDLAUX.addRule()のパラメータ

この関数に渡される情報は次のパラメータで、オブジェクトの属性と関連しています。すべてのパラメータがオプションで、複数のパラメータを指定できます。

  • sno: ルールを識別するシリアル番号を指定します。ルールの評価は、シリアル番号の小さいものから大きいものの順に、一致が見つかるまで行われます。snoを使用して除外ルールの前に選択ルールを置き、除外ルールの例外を作成できます。これはファンクションでプロシージャではないため、ルールのシリアル番号を返します。これを使用して削除するルールをDDLAUX.dropRule()に指定します。コードの冒頭でDECLARE sno NUMBER; BEGIN sno :=を使用して指定しないかぎり、シリアル番号は自動的に生成されます。

    たとえば:

    DECLARE 
      sno NUMBER; 
    BEGIN 
      sno := tkggadmin..DDLAUX.ADDRULE(obj_name => 'GGS%' , 
                                       obj_type => TYPE_TABLE); 
    END;
    /
    
  • obj_name: オブジェクト名を指定します。名前に大文字と小文字の区別がある場合は、二重引用符で囲みます。

  • owner_name: オブジェクトのスキーマの名前を指定します。

  • base_obj_name: DDLオブジェクトのベース・オブジェクト名を指定します(オブジェクトが索引の場合のベース表など)。名前に大文字と小文字の区別がある場合は、二重引用符で囲みます。

  • base_owner_name: ベース・オブジェクトのスキーマ名を指定します。

  • base_obj_property: ベース・オブジェクトのプロパティを指定します。

  • obj_type: オブジェクト・タイプを指定します。

  • command: コマンドを指定します。

  • inclusion = TRUE: 指定されたオブジェクトがDDLトリガーによってキャプチャされることを示します。このパラメータが指定されない場合、ルールは除外ルールとなり、指定されたオブジェクトはキャプチャされません。除外ルールと選択ルールの両方を指定できます。DDLがルールのいずれにも一致しない場合、デフォルトで選択されます(Extractに渡されます)。パラメータなしでDDLAUX.addRule()をコールすると、すべてのオブジェクトに対するすべてのDDLを除外する空のルールが生成されます。