SQL操作の選択および変換
デフォルトでは、Oracle GoldenGateによってINSERT
、UPDATE
およびDELETE
操作が取得および適用されます。ExtractまたはReplicatのパラメータ・ファイルで次のパラメータを使用して、処理する操作の種類(挿入のみ、または挿入と更新のみなど)を制御できます。
GETINSERTS | IGNOREINSERTS
GETUPDATES | IGNOREUPDATES
GETDELETES | IGNOREDELETES
Replicatパラメータ・ファイルで次のパラメータを使用すると、あるタイプのSQL操作を別のタイプに変換できます。
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INSERTUPDATES
を使用して、ソースの更新操作をターゲット表への挿入操作に変換します。これは、ターゲット表にトランザクション履歴を保持する場合に便利です。トランザクション・ログ・レコードには、変更された値だけでなく、表の列値もすべて含まれている必要があります。一部のデータベースでは、トランザクション・ログに行の値がすべて記録されず、変更された値のみが記録されます。 -
INSERTDELETES
を使用して、ソースのすべての削除操作をターゲット表への挿入操作に変換します。これは、ソース・データベースに存在していたすべてのレコードの履歴を保持する場合に便利です。 -
UPDATEDELETES
を使用して、ソースの削除操作をターゲットの更新操作に変換します。