データ異常値が検出された場合の処理の停止

この例では、ABORTを使用して、銀行レコードで異常値が検出された場合(顧客が口座残高より多くの現金を引き出そうとした場合)、致命的エラーとともにReplicatを即座に終了します。この場合、ソース表は、ターゲットに対する実際のレプリケーションを目的とするReplicatのMAP文でターゲット表にマップされます。ソース表にはTABLE文も使用され、ABORTアクションによって、Replicatは異常値をターゲット・データベースに適用する前に停止されます。ABORTは、レコードの処理に優先します。

MAP source.account, TARGET target.account;
TABLE source.account, FILTER (withdrawal > balance), EVENTACTIONS (ABORT);