カスケード内の3番目のシステム

カスケード内の3番目のシステムでManagerプロセスとReplicatグループを構成します。

Managerプロセスを構成する手順

  1. 3つ目のシステムで、Managerプロセスを構成します。

  2. Managerのパラメータ・ファイルで、PURGEOLDEXTRACTSパラメータを使用して、証跡からのファイルの消去を制御します。

Replicatグループを構成する手順

  1. 3番目のシステムで、Replicatのチェックポイント表を作成します(Oracle統合Replicatを使用していない場合)。手順の詳細は、「チェックポイント表について」を参照してください。
  2. 3番目のシステムで、ADD REPLICATコマンドを使用してReplicatグループを作成します。説明上、このグループをrep_2と呼びます。
    ADD REPLICAT rep_2
    [, INTEGRATED | COORDINATED [MAXTHREADS number]]
    , EXTTRAIL remote_trail_2, 
    , BEGIN time
    

    EXTTRAILオプションを使用して、rep_2グループをremote_trail_2証跡にリンクします。

    これらのオプション、およびインストール環境によって必要になるその他のオプションの詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。

  3. 3番目のシステムで、EDIT PARAMSコマンドを使用してReplicatグループのパラメータ・ファイルを作成します。次のパラメータと、データベース環境に適用する他のパラメータを含めます。考えられるその他の必須パラメータの詳細は、使用中のデータベースに対応するOracle GoldenGateインストレーションおよびセットアップ・ガイドを参照してください。
    -- Identify the Replicat group:
    REPLICAT rep_2
    -- Specify database login information as needed for the database:
    [TARGETDB dsn_3][, USERIDALIAS alias]
    -- Specify error handling rules:
    REPERROR (error, response)
    -- Specify tables for delivery and threads if using coordinated Replicat:
    MAP [container.|catalog.]owner.table, TARGET owner.table[, DEF template]
    [, THREAD (thread_ID)][, THREADRANGE (thread_range[, column_list])]
    ;
    

    ノート:

    DB2 for iでは、ターゲット表がすでにジャーナルされている場合、ADD TRANDATAコマンドの使用が必要になることがあります。または、STRJRNPFコマンドを使用して、表を適切なジャーナルに割り当てることができます。ターゲット表をOracle GoldenGateでレプリケートする必要がない場合は、IMAGES(*AFTER)オプションをSTRJRNPFで使用できます。Oracle GoldenGateは、トランザクションを使用して動作するため、トランザクションをサポートするには、すべての表をジャーナルする必要がありますが、これはDB2 for iではデフォルトではありません。