ユーザー定義型
Oracle Databaseの互換性がリリース12.0.0.0.0以上の場合、ExtractはREDOからデータをキャプチャします(フェッチなし)。詳細は、「フラッシュバック問合せの設定」を参照してください。
NCHAR
、NVARCHAR2
またはNCLOB
属性のユーザー定義型を含むソース・データをOracleターゲットにレプリケートする場合は、Replicatパラメータ・ファイルのHAVEUDTWITHNCHAR
パラメータを使用します。この型のデータが証跡で検出される場合は、HAVEUDTWITHNCHAR
によって、ReplicatがAL32UTF8
でOracleターゲットに接続されます(これは、これらの属性のいずれかがユーザー定義のデータ型に含まれる場合に必要です)。HAVEUDTWITHNCHAR
は、NLS_LANG
がターゲットでAL32UTF8
に設定される場合でも必要です。デフォルトのReplicatは、NLS_LANG
を無視し、データベースのネイティブ文字セットでOracle Databaseに接続します。ReplicatはOracle Call InterfaceのOCIString
オブジェクトを使用していますが、これはNCHAR
、NVARCHAR2
またはNCLOB
属性をサポートしないため、ReplicatがそれらをCHAR
としてバインドする必要があります。このような状況では、AL32UTF8
のターゲットに接続することでデータの損失を防ぎます。HAVEUDTWITHNCHAR
は、パラメータ・ファイルのUSERID
またはUSERIDALIAS
パラメータの前に存在する必要があります。