ネットワーク

Oracle GoldenGateをサポートするには、次のネットワーク・リソースが使用可能である必要があります。

  • 最適なパフォーマンスと信頼性を実現、特にターゲットでの低レイテンシを維持するには、最速のネットワークを使用して、すべての障害点で冗長性を導入する必要があります。

  • Oracle GoldenGate Microservices Architectureは、リバース・プロキスを使用するように構成できます。Oracle GoldenGate MAには、ReverseProxySettingsというスクリプトが含まれています。このスクリプトによって、NGINXリバース・プロキシ・サーバーのみの構成ファイルを作成します。

    『Oracle GoldenGate環境の保護』リバース・プロキシ・サポートに関する項を参照してください。

  • DNSを含むTCPおよびUDPサービスの両方を使用するようにシステムを構成します。Oracle GoldenGateはIPv4とIPv6をサポートし、これらのプロトコルのいずれか、または両方ともがサポートされるシステムで稼働します。

  • Oracle GoldenGateのプロセスをホストし、Oracle GoldenGateの接続先となるすべてのシステムのホスト名またはIPアドレスを使用してネットワークを構成します。

  • Oracle GoldenGateには、予約されていない制限なしのTCP/IPネットワーク・ポートが複数必要になります。必要なポート数は、構成内のプロセスの数とタイプによって異なります。必要なポートに対応するManagerプロセスの構成方法の詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。

  • Oracle GoldenGateのプロセスに割り当てたポートを記録しておきます。Microservices ArchitectureとManagerのデプロイメントおよびClassic Architectureでポンプを構成するとき、これらをパラメータで指定します。

  • Oracle GoldenGateポートを介した接続を受け入れるようにファイアウォールを構成します。