- Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateの使用
- クラシック・モードでのキャプチャの構成
- クラシック・キャプチャ・モードでのプライマリExtractの構成
クラシック・キャプチャ・モードでのプライマリExtractの構成
ソース・データの初期ロードおよびレプリケートのためのクラシックExtractプロセスを設定できます。
次のステップでは、クラシック・モードでトランザクション・データをキャプチャするようにExtractを構成します。
- ソース・システムのGGSCIで、Extractパラメータ・ファイルを作成します。
EDIT PARAMSname説明:
nameは、プライマリExtractの名前です。 - 次に示す順序でExtractパラメータを入力します。パラメータ文ごとに新しい行を開始します。
クラシック・キャプチャ・モードでのプライマリExtractの基本的なパラメータ
EXTRACT finance USERIDALIAS tiger1 LOGALLSUPCOLS ENCRYPTTRAIL AES192 EXTTRAIL /ggs/dirdat/lt SEQUENCE hr.employees_seq; TABLE hr.*;
パラメータ 説明 EXTRACTgroupgroupは、Extractグループの名前です。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。USERIDALIASaliasExtractに割り当てられるユーザーのデータベース・ログイン資格証明の別名を指定します。この資格証明は、Oracle GoldenGate資格証明ストアに存在している必要があります(「Oracle GoldenGate資格証明の確立」を参照)。
LOGALLSUPCOLS競合検出および解決に必要な列、統合Replicatのサポートに必要なスケジューリング列を含む、証跡に補足的にログに記録されるすべての列を書き込みます。(スケジューリング列は、主キー、一意索引および外部キー列です。)これらの列をGGSCIコマンドでログに記録するようにデータベースを構成します。「ロギング・プロパティの構成」を参照してください。
UPDATERECORDFORMAT COMPACTUPDATE操作の変更前および変更後のイメージを証跡の単一レコードに結合します。このパラメータは、Oracle Databaseバージョン12c以上で有効で、統合モードのReplicatをサポートします。必須パラメータではありませんが、UPDATERECORDFORMAT COMPACTがベスト・プラクティスで、Replicatパフォーマンスを大幅に改善します。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。ENCRYPTTRAILalgorithmローカル証跡を暗号化します。
EXTTRAILpathnameプライマリExtractによってキャプチャされたデータが書き込まれるローカル証跡のパス名を指定します。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください
{TABLE | SEQUENCE}schema.object;データをキャプチャするデータベース・オブジェクトを指定します。
-
TABLEは、表または表のワイルドカード・セットを指定します。 -
SEQUENCEは、順序または順序のワイルドカード・セットを指定します。 -
schemaは、スキーマ名またはスキーマのワイルドカード・セットです。 -
objectは、表または順序名、またはこれらのオブジェクトのワイルドカード・セットです。
ワイルドカードを使用して、または使用せずにオブジェクト名を指定する方法の詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
パラメータ文はセミコロンで終了します。
ワイルドカードの指定から表を除外するには、
TABLEEXCLUDEパラメータを使用します。使用および構文の詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。詳細およびデータのフィルタリング、マッピングおよび操作を制御するその他の
TABLEオプションについては、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。 -
- 構成に推奨されるオプションのExtractパラメータを入力します。このファイルは、GGSCIの
EDIT PARAMSコマンドを使用して、処理を開始する前の任意の時点で編集できます。詳細は、『Oracle GoldenGateリファレンス』を参照してください。 - ファイルを保存して閉じます。
親トピック: クラシック・モードでのキャプチャの構成