ALOモードの制限および要件

ExtractをALOモードで使用する場合、次の制限およびガイドラインに従います。

  • スタンバイ・データベースの作成後にソース・データベースでログのリセット(RESETLOG)を実行することはできません。

  • 本番システムがOracle RACであり、スタンバイ・データベースがRAC以外である場合、スタンバイ・データベースでALOを使用することはできません。両方のシステムをOracle RACにすることに加え、各システムのノード数も同一にする必要があります。

  • Oracle RAC上のALOでは、ソース・サーバーへの専用接続が必要です。その接続が失われると、Oracle GoldenGateの処理が停止します。

  • Oracle RAC用のOracle GoldenGateをALOモードで使用する際は、別々のアーカイブ・ログ・ディレクトリを使用するのがベスト・プラクティスです。これによって、同じファイル名が2回表示され、それが原因で"out of order scn"エラーがExtractで返される可能性が、回避されます。

  • ExtractがALOモードの場合、LOGRETENTIONパラメータのデフォルトはDISABLEDです。必要に応じてLOGRETENTION設定を使用し、これをオーバーライドできます。