RDBMSを介したトランザクション・ログの読取り
RDBMSがOracle 11.1.0.7、またはOracle 11.2.0.2以上の11g R2のバージョンである場合、DBLOGREADER
オプションを指定してTRANLOGOPTIONS
パラメータを使用します。
これらのリリース(ただしOracle 11g R1バージョンではない場合)には、データベース・サーバーを使用してREDOおよびアーカイブ・ログにアクセスするAPIが存在します。使用した場合、このAPIによってExtractで最大4MBの読込みバッファ・サイズが使用できるようになります。バッファを大きくすると、REDO率が高い場合にExtractのパフォーマンスが向上する可能性があります。TRANLOGOPTIONS
のDBLOGREADERBUFSIZE
オプションを使用してバッファ・サイズを指定できます。
ノート:
REDOおよびアーカイブ・ログが通常のディスクまたはRAWデバイス上にある場合は、DBLOGREADER
を使用することもできます。
DBLOGREADER
およびOracle Data Vaultを使用している場合は、「Oracle GoldenGate資格証明の確立」にリストされている権限に加えて、DV_GOLDENGATE_REDO_ACCESS
ロールをExtractデータベース・ユーザーに付与します。
親トピック: ASM内のトランザクション・ログへのアクセス